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ソナーレ浜田山の
スタッフブログ
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コラム

2022/10/19

消防避難訓練を実施いたしました

皆さん、こんにちは。
ライフマネージャーの林です。

先月は例年に比べ台風の発生数が多く、特に14、15号は二週連続で日本列島を襲い各地に大きな爪痕を残しました。被災地の皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。

ソナーレ浜田山では、災害発生時にご入居者の皆様に迅速に避難していただけるよう、またスタッフの防災意識を高めることを目的として、毎年3月と9月に消防避難訓練を実施しています。そこで今回は、9月に実施した消防避難訓練の様子を紹介いたします。

今回の訓練では、2階のスタッフキャビン(スタッフ詰め所)で出火を確認し、ご入居者の避難誘導を行う、といった設定で行いました。
平常時を想定し、各スタッフがそれぞれの持ち場にて待機します。

「今から消防避難訓練を開始します」というアナウンスで、皆に緊張感が走ります。
事務所内にある火災受信器にて火災の発生を確認。スタッフ全員が携行しているインカムに次々と指示が飛びます。

「初期消火に失敗しました。今からご入居者の避難誘導を開始します」
「了解しました。2階〇〇さん、3階△△さん、4階□□さん、5階は××さんでご入居者の避難誘導を開始してください」

火災発生時は当然、エレベーターの使用ができません。今回は2階のキャビンにて火災発生という想定のため、館内の階段は使用せず、各階に2か所ずつある避難口から、屋外階段を使用しての避難誘導といたしました(訓練時にはご入居者役のスタッフを誘導します)。

最初の火災発生から、避難者全員がホーム正面玄関前に集合して、点呼を完了するまでに要した時間は約10分。もちろん全ご入居者の避難誘導となるとさらに時間がかかると予測されますが、参加したスタッフ全員が改めて避難誘導の手順と経路の確認することができました。

次は建物管理会社の方の協力を得て、ベランダに設置されている緊急避難用ハッチの操作方法の確認を行いました。

ハッチの操作は初めて、というスタッフもおり、どのスタッフも真剣に説明を聞いていました。操作確認をした後は、実際に救助袋を使用した避難方法を体験しました。

最後に管理会社の方も含め全体の総評を行い、消防避難訓練は終了です。
参加したスタッフからは
「火災が発生した時の避難経路を確認することができてよかった」
「避難ハッチの存在は知っていたが、実際の操作は初めて経験したので勉強になった」
といった意見が聞かれました。

近年、東京都内では火災だけでなくゲリラ豪雨等による水害も多発しています。いざという時に迅速な対応を行うためには、日ごろからの意識付けと訓練による備えが何よりも大切です。今後も定期的に訓練を行い、スタッフの防災意識を高めていきたいと思っています。

またソナーレでは、火災訓練だけでなく、非常災害時に備えた様々な取り組みを行っております。当ホームホームページの「非常時に備えた安全への取り組み」にて詳細をご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

次回もお楽しみに!