皆様、こんにちは！
ライフマネージャーの湯川です。
記録的な猛暑が続いておりますが、お変わりございませんか？

今回は、新たに導入したアクティビティ『ボクササイズ』の様子をお伝えいたします。
ボクササイズとは、ボクシングエクササイズの略で、ボクシングの動きやトレーニング方法を、目的に合わせて誰でもが取り組みやすい形に改良した運動です。
最近では、ご高齢者向けに負荷を調整したプログラムも登場し、介護施設やデイサービスなどで盛んに取り入れられるようになってきています。

当ホームでは今回、『座ってできるボクササイズ』を実施しました。
講師としてお迎えした三垣 龍次（みがき りゅうじ）さんは、もとプロボクサー。
第54代日本ライト級王者。第43代OPBF東洋太平洋ライト級王者であり、プロボクシング戦績も17勝4敗（KO勝ち13回）という輝かしい経歴をお持ちの方です。
ご自身が続けてきたボクシングの要素を体操に取り入れ、リズムに合わせて楽しみながら行うことで、高齢者の方々の健康づくりに役立ちたいと考えたことがきっかけ、と語ります。
テーマは『健幸』。心も身体も『健康』で『幸せ』であることを目指していらっしゃるそうです。

まずは、準備体操から。
風船を使い、背中や肩甲骨周辺、肩を動かしていきます。

肩甲骨の周りがほぐれてくると、身体がポカポカしてきます。
血液やリンパの流れがよくなってきた証拠です。

お次はパンチの練習。
左手のパンチを「ワン」、右手のパンチを「ツー」。
左右続けて「ワン、ツー」を一組として続けます。

さらに、左ジャブと右ストレートの練習。
女性は、初めてパンチを打つ方がほとんどでしたが、見よう見まねで行ううちに、次第に形になってきました。
講師のリードもうまく、
「いいですよ！その調子！」
と、気分の高揚をアシスト！
皆様の動きがさらに活発化してきました。
伸びのあるストレートパンチが決まります！

続いては、ミット打ちです。
本物を打つと痛みがあるため、講師お手製のミットを使用しました。なるほど、よく考えられており、どれだけ打っても痛みを感じにくく作られています。
まん中を狙って、右ストレート！

皆様の強いパンチが炸裂！ストレス解消にも効果がありそうです。

こうして、あっという間の１時間が終了。
皆様からは、
「ボクシングなんて…、と思ったけど、先生の掛け声に合わせて楽しくできました！」
「肩凝りがひどかったんだけど、すっきりしたわ」
「暑すぎてなかなか運動の機会がなかったけど、今日は心地よく身体を動かせたよ」
「先生の指導が分かりやすかった。ひとりじゃなかなかできないものね」
と、大好評。満面の笑みを浮かべながら、参加された感想をお聞かせくださいました。

暑さはまだまだ続きますが、皆様がお元気で今夏を乗り切れるよう、引き続き健康づくりをサポートしてまいります。