皆様、こんにちは！
日増しに秋が深まり、朝晩は肌寒さを感じることも多くなりました。

さて、秋といえば…。
食欲の秋、運動の秋、行楽の秋、読書の秋…と様々ありますが、過ごしやすい気候に感性が研ぎ澄まされる秋はやはり、芸術の秋！
ということで、当ホームでは10月下旬に『作品展覧会』を開催いたしました。
今年は個人作品だけでなく、この展覧会に向けてご入居者の皆様が共同で制作した作品も展示することといたしました。
今回のブログでは、その制作の様子をご紹介いたします。

秋は紅葉の季節。
ということで、『紅葉』をテーマに巨木が美しく色づく様を、ちぎり絵で表現していただきました。
作品完成まで計5回、皆様にお集まりいただき、壁一面を覆いつくすほどの大きな台紙に、木の葉に見立てた小さな折り紙片を貼り付けていきました。

きれいに並べて貼る方、色を合わせて貼る方、芸術的に貼る方など、 貼り方にも個性が現れますね。

「ここにはこの色がいいわね！」
「あら、ほんと！きれいな色合いになったわ」
「昔、家族と紅葉狩りに行ったことを思い出した…」
「どこが良かった？」
などと、会話を弾ませながら、賑やかにちぎり絵作りを楽しんでいらっしゃいました。

最後の仕上げはスタッフが担当。
本物の小枝を集めてきて貼り付け、ゴツゴツした太い幹や大きく広がる枝を表現しました。
枝と木工用ボンドと格闘しながらの苦心の作となったようです。
ご苦労様でした！

こうして、ご入居者共同制作『紅葉』が完成しました！
色とりどりの折り紙片は、まるで本物の紅葉が風に揺れているかのようです。
皆様がひとつ一つ丁寧に貼り付けた、その手間と愛情が深く感じられ、いつまでもみていたい…そんな気持ちにさせられました。
作品は、皆様の労をたたえ、グランドダイニングに展示いたしました。

広いダイニングの空間を美しく彩るちぎり絵を前に「まぁ素敵ね！」「圧倒されるような大作になったわね」と、皆様は足を止めてじっくり鑑賞されていました。
制作に参加された方々は、ひとつの目標に向かって協力して作品を作り上げることで、達成感を味わうと共に、お互いの絆が深められたご様子でした。

次回のブログでは、個人作品展の様子をお届けいたします。
どうぞお楽しみに！