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ソナーレ浜田山の
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相撲動作で健康増進! ~元力士 大岩戸関をお迎えして~

皆様、こんにちは!
副ホーム長兼ライフマネージャーの湯川です。

今回は、先日開催いたしました『相撲レクリエーション』の模様をお届けいたします。
講師にお迎えしたのは、元大相撲幕内力士 大岩戸関、本名 上林 義之(かんばやし のりゆき)さん。
相撲独自の動きを生かした健康づくり法や、相撲講話をご披露いただきました。
ご入居者の間で根強い人気を誇る大相撲。当日は、多くの皆様にご参加いただきました。

相撲レクレーションポスター

まずは相撲講話から。
相撲の魅力や現役時代の裏話などを伺いました。
「廻しを巻くと強くなる」とのお言葉に
「うそ~?」と、半信半疑の皆様。
試しに男性スタッフの腰に紐を巻いて実験してみると…?
あら不思議。いつもより力が出るようです。
「すご~い!」と、あっけにとられる皆様。なんだか手品を見ているようでした。

廻しは力士の腰部を覆い、重心部となる腰やお腹を固めることによって身を護り、さらに力を出すためのもの、なのだそうです。
なるほど、勉強になります!

お次は相撲独自の所作の意味についてお話しくださいました。
『塵手水』(ちりちょうず)とは?
大相撲の力士が行う取組前の礼法にみられる基本動作のひとつ。
しゃがんだ姿勢で、揉み手をしてから拍手を打ち、両手を広げた後、掌をかえします。
土俵の神様へのご挨拶のような、身を清める所作だそうです。

つづいて『四股』(しこ)を習いました。
四股は足腰を鍛えるための重要な動作です。
土俵に上がり、大きく2回四股を踏むのには、邪気を払う意味があるとのこと。
「ヨイショッ!」との掛け声とともに、皆様ご一緒に四股を踏んでみました。

ここで大岩戸関の胸をお借りして、突っ張り稽古の体験です。
お一人ずつ順にチャレンジ!
「それっ!」と、勢いをつけて力いっぱい突っ張りますが、びくともしません。
現役時代から大幅に減量されたとのことですが、熱い胸板は健在。やはり貫禄がありますね。

大岩戸関の「どうぞ、力いっぱい突っ張ってください!」とのお誘いに、
「力の限り行きますよ!いいですか?それっ!」と全力で挑まれましたが、男性ご入居者の力でも、やはりびくともしません。
いやはや、お見事!参りました!

皆様の生まれて初めての『突っ張り』技は、惨敗(?)に終わりました(笑)。

最後に化粧廻しを見せていただきました。
「まぁ、こんなに近くで見られるなんて!」
「すごく綺麗な糸で刺繍されているのね…」
と、皆様は興味津々。近づいてまじまじと見入っていらっしゃいました。
この廻し、10Kgもあるそうです。
それもそのはず。帯の生地幅は婦人用の丸帯と同じ幅ですが、長さはなんと 6m以上。
これを腰に三重に巻き、その先端の 1mほどを広いまま前に垂らします。
個性豊かな化粧廻しは『相撲の華』のひとつ。
様々な意匠を凝らした廻しを身に着けた力士たちが土俵に並ぶ姿は圧巻ですが、実はとても重く腰に負担のかかるものだったのですね。

大岩戸関との記念撮影では、皆様は瞳を輝かせて写真に納まっていらっしゃいました。
今日一番の笑顔、いただきました!

1500年以上の歴史を持つともいわれている日本の国技「相撲」。
今回の大戸岩関のお話から、相撲には、歴史、神事、文化、競技など様々な要素があることを学びました。
ご入居者の皆様にとっても、相撲の魅力の奥深さを再認識される良い機会となったご様子で、
「大好きなお相撲の話が聞けて嬉しかった!」
「相撲ってやっぱりいいわね」
などと、会終了後もしばしのあいだ熱く語るお姿が拝見されました。
来月はじまる春場所は、また新たな視点で、皆様と大いに楽しみたいと思っています。

大岩戸関、またのお越しを楽しみにお待ちしております!