皆様、こんにちは！
当ホームにおける"Life Focus（LF）"の取り組み事例をご紹介するこのシリーズ。
第2弾は、御年100歳の方の『久しぶりに、大好きな焼肉が食べたい！』というご希望を実現させたプランです。

もともとお肉が大好きで、ご自宅で生活されていたときは、美味しいお肉を食べによく出かけていらしたそうです。
「せっかくの機会。ぜひご満足いただけるお店にご案内しなければ！」
そう意気込んだPA（パーソナルアシスタント：ご入居者個別担当スタッフ）は、ご希望に叶うお店を探しあて、LFの日に「焼肉ご堪能ツアー」を実行することといたしました。

迎えた当日。ご体調も良好なご様子で何よりです。
ホームの車に乗り込み、いざ、出発！

車中では、スタッフとお肉談議に花を咲かせ、期待感を高めるご入居者。
「昔は、お肉が思うように食べられなかったのよ」と、好物となった理由をお聞かせくださいました。
そうこうするうちに目指すお店に到着。
「すっかり、お腹がすいてしまいました！」と、お腹の準備も万端のご様子です。

お席に着くと、待ちに待ったお肉の登場です！
早速、ロースターにお肉を並べていきます。
網の上でお肉からジワッと脂が湧きてくる光景、ジュージューという焼ける音、鼻をくすぐる香ばしい匂い、そして口に含むと感じるお肉の柔らかい食感と甘み。
五感をフルに使って味わう焼肉の美味しさは、食欲だけでなく、心も満たします。
ひと口お肉を頬ばり、目じりを下げながら頷かれたご入居者の表情は、お供したスタッフの心をも幸せにしてくださいました。
「あぁ、やっぱりお肉は美味しいわ」
と、いつも以上にお箸が進み、あっという間に一人前を平らげていらっしゃいました。

「お腹いっぱい！満足です」
そんなひと言を残し、お店を後にされたご入居者。
大好きなお肉で精を付け、ますますお元気でお過ごしいただけたらと、切に願う私たちです。

次回もどうぞご期待ください！