みなさま、こんにちは。

当ホームでは、事業コンセプトである"Life Focus"の実現に取り組み、ご入居者がホームでも、その方らしい生活をお送りいただけるよう努めております。
具体策として、ご入居者を人生観や価値観も含めて深く理解し、人生そのものに寄り添ったきめ細かな『ライフプラン』をご提案し、ご入居者を主体に多職種のスタッフが連携して実行しています。
ライフプラン作成にあたっては、前提となるアセスメント（分析）が非常に重要となるため、私たちはホーム内で研修会を開き、技術の向上に取り組んでいます。
今回のブログでは、この「ライフプラン作成研修」の様子をご紹介いたします。

ホーム長がご入居者のモデルとなり、『年齢80歳、要介護度３、認知症の症状がある方』と設定しました。
受講スタッフは、ホーム長に様々な質問を行いアセスメントしていきます。

アセスメントは、その方の人生のこれまでとこれからについて詳細に伺うため、心身ともにリラックスしてお答えいただける『環境作り』も大切です。
そこで今回の研修では、心地よい風が通る５Fラウンジを会場に選びました。

生い立ちから、学生時代に没頭していたこと、家族になる人との出会いや別れについて、深堀りしていきます。
趣味や、これからしてみたいことなどを聴き出すと、すぐにホームで取り組めそうなことや、少しの工夫で実現できそうなプランも思い付き、話はどんどん発展していきました。
アセスメントでのやり取りを通して、スタッフとホーム長がお互いの新たな面を知る機会が得られ、相互の距離感がさらに近くなったことは大きな収穫でした。

聴き取った内容をアセスメント票にまとめ、これをもとに理想的な『ライフプラン』の組み立て方を学びました。

研修後も、その成果を実践に活かしつつ、日々のご入居者との関わりの中でも改善のヒントをいただきながら、さらに精度を高めています。

これからも、ソナーレ・アテリア大泉学園では"Life Focus"の取り組みを通じて、その方らしい豊かな人生、生活の実現を追求してまいります。

どうぞ、ご期待ください。