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ソナーレ・アテリア大泉学園の
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夜勤スタッフを支える最新テクノロジー~センシングシステムの活用~

皆様、こんばんは。
今回は、夜勤スタッフの仕事を通じ、当ホームが活用するセンシングシステムについてご紹介いたします。

ご入居者の皆様の就寝ケアを終えた午後9時ごろ。
夜勤スタッフは館内の見回りを開始します。
間接照明に切り替えて明るさを抑えた廊下を、タブレット端末を片手に進んでいきます。

当ホームでは、全居室にセンシングシステムを導入しています。
センシングシステムとは、居室内に各種センサー機器を設置し、システムと連携させることで、別の部屋や空間にいるスタッフにご入居者の情報を知らせるシステムです。
情報はケアスタッフが一人一台携帯しているタブレット末端に共有されるため、ご入居者の状態や居室内の環境をリアルタイムで把握することができ、適時適切な対応を可能としています。

温・湿度センサーやベッドセンサーでは睡眠状況を、人感センサーやトイレ、居室ドアのあけしめセンサーではご入居者の活動状況を感知し、異変があればスタッフがすぐに駆け付けます。
逆に、直接訪室しなくとも安全確認が行えるため、夜間の定時訪室でご入居者の安眠を妨げてしまうようなこともありません。

日々のデータを蓄積し、個別の生活リズムへの対応性を追求していくことが、翌日の生活にも大きな影響を与えていくこととなります。

夜勤スタッフが気づいた事柄は、翌日の日勤スタッフに申し送られます。
日勤スタッフは送られた情報をもとに対策を検討し、次の夜勤スタッフへと引き継いでいきます。

このように当ホームでは、スタッフ間の情報連繋とセンシングシステムの活用により、先回りケアの実現につなげています。ご入居者が安心かつ安全な生活が叶う環境を整えることで、心身を健やかに保ち、毎日の活動に意欲的にご参加いただけるよう努めております。
また、センシングシステムの導入はスタッフの業務効率化を促進し、ご入居者との関わりにゆとりをもたらしています。こうしたことが、安心して長く仕事を続けていくうえでとても重要なポイントとなると、私たちは考えています。

これからも、DXの推進に積極的に取り組むソナーレ・アテリア大泉学園に、どうぞご期待ください。