2023/05/01
『食』をとおして季節を味わう ~春のイベント食~
皆様、こんにちは。ライフマネージャーの小堀です。
毎回、厳選した旬の食材と趣向を凝らした美しい盛り付けで、季節感をご堪能いただいている『イベント食』。
今回のブログでは、華やぐ季節の訪れを五感で楽しむ『お花見御膳』をご紹介いたします。
【お品書き】
桜の香りごはん
牛フィレステーキ春野菜添え
筑前煮
お刺身(鰹たたき)
抹茶プリン
冷やし抹茶 ~ 桜の花びらを浮かべて ~
桜の塩漬けと一緒に炊き込んだ『香りごはん』は、この時期ならではの味わいです。
程よい塩味とほのかにただよう桜の香り。そしてご飯に添えられた桜の花の愛らしさに、味覚と視覚で春気分をお楽しみいただきました。
風流なおもてなしにご入居者の皆様も、
「う~ん、いい香り…」
「塩加減も絶妙で食が進むよ」
「見た目も華やかで、何とも春らしいわねぇ!」
と、各テーブルでの会話に花を咲かせていらっしゃいました。
メインディッシュの牛フィレステーキは国産牛を使用し、ミディアムレアに焼き上げて、ジューシーで柔らかく、ご高齢の方にも召し上がりやすく仕上げました。付け合わせた旬野菜のカラフルな色合いに、食欲がそそられますね。
お飲み物には、スタッフのアイディアで、塩抜きした桜の花びらを浮かせた“冷やし抹茶”をご用意―。
戸外でのお花見気分を演出しました。
皆様に記念撮影へのご協力をお願いすると、はにかみつつも素敵な笑顔でお応えくださいました。
四季ある国、日本の食べ物には“旬”があります。旬の海の幸、山の幸、里の幸を食べることが、免疫力を高めたり、抵抗力をつけたりと、健康づくりに役立つことが知られています。
また、旬の食材をその時期に食べることで、季節がめぐる喜びを感じられるとともに、
見た目の美しさや、香り、食感など五感で愉しむことは、感性を刺激します。
「今年もこの季節がやってきたなぁ」「昔、母がよく作ってくれたわ」
などと、あの頃の思い出に浸り、次の季節へと想いを馳せる…。
日常にこうした“心揺らぐ瞬間”を多く持てることも、情緒的で豊かな生活に通じていくと考えます。
飽食の時代の今だからこそ、あらためて旬の食材を食べる理由を再確認し、皆様の心身ともに健やかな暮らしにつなげられるよう努めてまいります。
次回のイベント食もどうぞお楽しみに!