皆さん、こんにちは。
今や、生活必需品の一つといっても過言ではない携帯電話。
日本における携帯電話の普及率は100%を超えており、一人1台は当たり前の時代となりました。特にスマートフォン(スマホ)の普及率はこの10年間で急激に伸びており、調べによると、日本におけるスマホの普及率は2010年の時点ではわずか4%程度であったものが、最新の2022年では94%に達したという調査結果もあるそうです。
ソナーレ浜田山にお住まいの皆様も、多くの方が従来型携帯電話もしくはスマホをお持ちです。しかし、新しいことを覚えるのはなかなか大変なものです(私も初めていわゆるガラケーからスマホに買い替えた時は、全然慣れることができず途方にくれたことを思い出します...)。
当ホームでも、しばしばご入居者から携帯電話に関するご相談をいただくことから、このたびアクティビティの時間を利用して「携帯電話相談会」を開催することといたしました。
シリーズでお届けしております「新アクティビティ紹介」の第3弾は、その時の様子をご紹介いたします。
当日は8名の皆様にご参加いただきました。
「相談会」ですので、1対1対応を想定して、受け付けスタッフを3名態勢といたしました。
「友人に電話をかけたいんだけど、どこを押したら電話できるのか分からなくて...」
「娘から電話がかかってきても、出ようとしているうちに切れちゃって、こないだも(娘様に)怒られちゃったわ」
「スマホで写真が撮れるって聞いたけど、どうしたら撮れるの?」
等など。ご質問内容は十人十色。機種もバラバラ...。
やはり複数のスタッフを用意して大正解でした。
「電話がかかってきても、こちらが出る前に切れてしまったら、このボタンを押してみてください。電話をかけてきた人の名前が表示されますから。そうしたらこの受話器のマークのボタンを押せば、相手に電話がかかりますよ」
「ここのカメラのマークがありますね。このカメラのマークのところを指でポンッと押すと、このスマホがカメラになります。ここにレンズがありますので、そこを相手に向けて、こちらのボタンを押すと、カシャッと音がして写真が撮れますよ」
ひとつ一つのご相談に、実際に携帯電話を操作しながら、スタッフが丁寧に応えていきます。
「なるほど。ここを押せば娘に電話をかけられるのね。早速かけてみようかしら、きっとびっくりするわ!」
「携帯電話がカメラになるなんてすごいね。あなたの写真を撮ってもいい?(笑)」
など、早速ご家族に電話をかけたり、カメラをスタッフに向けるなど、皆様とても楽しそうに操作されていました。
携帯電話はいつでもどこでも連絡が取れる、非常に便利なコミュニケーションツールのひとつです。
生活スタイルの多様化で、何かとすれ違いの多い毎日。そんな中で、ちょっとしたコミュニケーションの機会が持てたら...。
直接顔を合わせるとなかなか話せないことも、電話やメールなら気楽に伝えられることもあるかも知れません。日々の生活の一部を切り取った、何気ない写真のやり取りでも、お互いの元気な様子が伝わり、安心できるものではないでしょうか。
今回の相談会が、ご家族やご友人方など、離れて暮らす方々との『絆』を深めることにお役立ていただけたら幸いです。
次回もお楽しみに!