2024/11/19
"Life Focus"をかたちにする取り組み ~カラオケの極意~
皆様、こんにちは。
ライフマネージャー兼ナースチーフの松木です。
当ホームにおける"Life Focus"(LF)の取り組みをご紹介するこのシリーズ。 今回は、カラオケがお好きな方に、カラオケ専門店のステージで歌唱を満喫していただいたケースをご紹介いたします。
以前はお友達とのカラオケを日課とされていたS様。
ご入居後も、時間を見つけてはホームのカラオケをご自身でセットされ、練習に精を出されていました。
その成果を発揮する場として、ホームのイベントなどでご入居者の皆様に自慢ののどをご披露いただくこともしばしば。
そのようなS様の『音響設備が整ったカラオケ店のステージで、昔を懐かしみながら思う存分歌が歌いたい!』との想いを叶えるため、LFの日を利用して、ご本人推薦のお店にご案内いたしました。
お店では、その場に居合わせたほかのお客様とも意気投合。
お互いの歌唱力を褒め合う姿はまるで紳士の社交場のようでした。
「スポットライトを浴びながら、抜群の音響システムで歌うと、最高に気分がいいね!」
と、ご満悦の様子。
確かな音程とリズム感、そして声量や声色をコントロールできる歌唱テクニックを惜しむことなく発揮されていました。
カラオケは、音程やリズムをとったり、歌詞を読んだり、思い出したりすることで脳が活性化され、認知症予防や記憶力の向上につながることが期待されます。
また、口をたくさん動かすため、唾液の分泌が促され食欲増進にもつながるといわれています。
S様のポリシーは「よく食べて、よく歌うこと」。
趣味のカラオケが、実は健康増進につながっているようです。
いつまでも健やかにお過ごしいただくためにも、この先も末永く、日々のカラオケを楽しみながら続けていかれるようサポートしてまいります。