2024/10/23
"Life Focus"をかたちにする取り組み ~香りの森で心身をリフレッシュ~
皆様、こんにちは。ライフマネージャー兼ナースチーフの松木です。
緑多い久我山の街並みでは日ごとに木々の葉が色づき、秋の風情を感じさせるころとなりましたが、お住いの地域はいかがでしょうか?
当ホームにおける"Life Focus"(LF)の取り組みをご紹介するこのシリーズ。
今回は、ご入居者に魅力あふれる自然環境の中で、癒しのひと時を満喫していただいたケースをご紹介いたします。
豊かな緑と湧き水に恵まれ、武蔵野の風景を色濃く残す深大寺は、奈良時代の733年(天平5年)に満功上人が開山したといわれています。
境内には、四季折々の景色や歴史ある建築が並び、一年をとおして多くの観光客が訪れます。
本日は、仲の良いご入居者、お二人だけのプライベートツアーにお誘いしました。
ゆったりと心ゆくまで森林浴をお楽しみいただき、心身をリフレッシュしていただきましょう。
木々が生い茂る参道に一歩中に足を踏み入れると、神聖な空気が身体中を包み込みます。
「すぅー、…はぁ~」
思い切り深呼吸をされるお二人。
「心が洗われるようだわ…」
木々の間からこぼれる陽射しに、笑顔が輝きました。
軒先に水車を構えたそば処。風情ある光景に出会いました。
水車で石臼を動かし、ソバ粉を挽いている様子を見学させていただくことに。
農作業に使用する器具などの展示もされていて
「懐かしいわ。昔、こんな機械あったのよね」
「いろいろ工夫されているわね。今では、すっかり見かけなくなったけど」
などと、思い出話に花を咲かせていらっしゃいました。
本堂で参拝。
ちょうど七五三の時期と重なり、小さなお子さんを連れられた何組かのご家族連れをお見かけしました。
その様子を見守るお二人の優しい眼差しに“母性”を感じ、心温まる思いがいたしました。
お参りのあとは、お待ちかねの甘味処に立ち寄りました。
お二人は、迷うことなくクリームあんみつと白玉ぜんざいをそれぞれにご注文。
お店に入る前から決めていらしたようです。
「ずっと白玉が食べたくて。今日はお天気が良くって暑いくらいだから、ひんやりとしたのど越しが余計においしく感じられます」
念願が叶い、ご満悦の表情を浮かべながら、じっくりと味わっていらっしゃいました。
今回の深大寺は、紅葉にはまだ少し早い時季でしたが、秋の柔らかな光に輝く緑のグラデーションもまた美しいものでした。
自然とのふれあいの中で、樹木や草花、土の香りに心と身体が癒され、新たな活力を得た、そんな素敵なひと時をお過ごしいただくことができました。
次回も、お楽しみに!