2024/12/11
心はすっかりクリスマス気分!
皆様、こんにちは!
作業療法士のOです。
寒さもひとしお、身にしみる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
12月に入り、街では華やかなイルミネーションがあちこちで見られるようになり、クリスマスのにぎやかな雰囲気が漂い始めました。
そんな華やいだ気分をご入居者の皆様にも味わっていただきたいと、機能訓練室にも折り紙やカレンダーで作成したクリスマスツリーを飾りました。
リハビリに来られた皆様から、
「あら、綺麗ねぇ。私も欲しいわ」
「とっても可愛いわね。私も折り方覚えたいわ、教えてちょうだい!」
とのリクエストをいただいたため、ご一緒にツリー作りを行うこととなりました。
完成したミニチュアツリーを手に、
「可愛くできたわね。部屋に飾るわ」
「ほかの人にも教えてあげたい」
と、大変喜んでいただけました。
また、少人数で行うリハビリでもグループの皆様おそろいのツリーを折りました。
「昔よく作ってたの」
「もう忘れてたけど、思い出しました」
と、大好評。その後、おひとりでも作成し、部屋に飾る方もいらっしゃいました。
久しぶりに折り紙をされた方も、少しのお手伝いで簡単にできたため、ご自分で作成したという満足感と季節感を味わっていただけたのではないかと思います。
「いいわねぇ、どこに飾ろうかしら」
考えを巡らせながらワクワクされているご様子に、ついこちらまでウキウキしてしまいました。
手先を使う作業は、例えば、お箸を使っての食事や着替えなど、普段の生活に欠かせない能力を保つことができます。
また、脳の活性化を促し、前頭前野を鍛えることにもつながります。
さらにいえば、折り紙は多くの方が子どものころに経験した、なじみ深い遊びのひとつです。
このため、取り掛かりやすく、また折っていく過程で、折り紙にまつわる思い出話なども弾み、周囲とのコミュニケーションの活性にも役立ちます。
当ホームではこれからも、リハビリやアクティビティを通じて、楽しみながら心身の健康促進が図れるようサポートするとともに、お一人おひとりの彩りある豊かな生活の実現に取り組んでまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!