ソナーレ目黒不動前では、当社の事業コンセプトである"Life Focus"を実現するため、ご入居者おひとりお一人の人生に寄り添ったケアサービスを実践しています。
具体的には、ご入居者のこれまでの人生や価値観などに基づき、ホームでもご自分らしい生活をお過ごしいただけるよう個別の「ライフプラン」をご提案し、その実現に取り組んでいます。

ライフプランは、ご入居者の個別担当スタッフ（パーソナルアシスタント：通称PA）が主体となって作成しています。
今回のブログでは、ある日のPAにスポットをあて、その役割の一部をご紹介いたします。

ライフプランを作成するためには、アセスメント(評価・分析)がとても重要となります。
PAは、担当するご入居者の「人となり」を深く理解するため、生い立ちや学生時代に夢中になっていたこと、ご家族のこと、日々の生活でのこだわりや大切にしていること、これからしてみたいことなどについて様々な視点からお話を伺います。
アセスメントは何も机上で行うものとは限りません。PAは、ご入居者が心からリラックスして気分よくお話しいただける環境づくりにも配慮します。

爽やかな秋空が広がったこの日。
PAはご入居者を戸外へとお誘いし、ホームエントランスのベンチに並んで腰掛けました。
「いいお天気ね。空の抜けるような青さが気持ちいいわ。吹く風も心地よい…。今年は夏が厳しかったから、ことさらありがたく感じるわね」
と、柔和な笑顔をお見せくださったご入居者。
清々しい秋の陽気が、お気持ちを解きほぐしてくれたようです。二人は肩を寄せ合い、しばし時を忘れて楽しそうに話し込んでいました。
ご入居者との打ち解けた対話でさらに理解を深め、また新たなご提案ができそうです。

ちなみに、こちらのご入居者の“Life Focus”の取り組みについては、以前のブログでもご紹介しております。ぜひこちらもご覧ください。
　"Life Focus"を形にする取り組み　～ 想い出の味を作ろう～

上のお写真の方は、本日、めでたくお誕生日を迎えられました！
PAがホームを代表して、ささやかなお祝いのお花をプレゼントしました。
「やぁ、きれいだね！ありがとう」
ご入居者の笑顔に、PAへの信頼感が溢れていました。
後ろに写り込んでいるイーゼルやキャンバス…。 お部屋で絵を描かれているのでしょうか？
気になりますよね。
こちらは、現在進行形の“Life Focus”の取り組みです。
実現して皆様にご報告できる日を楽しみにしていてください！

最後にご紹介するのは、担当スタッフが集まるチームカンファレンスの様子です。
毎回、ライフプランの組み立てや実現に向けて活発な議論が交わされています。
「ご入居者を知る」「知りえた情報を共有し、それを基に計画を立てる」「計画を実行する」「振り返り」—。
この一連の流れに沿って、PAを中心にライフマネージャーやケアスタッフ、ナーススタッフ、ケアマネジャー、作業療法士など様々な職種のスタッフが連携して実現に取り組んでいます。

ご入居者にとって最も身近な存在であるPAは、日々の会話や生活への関わりの中で、ご入居者個々の想いや希望、悩みなどを傾聴したり、ライフプランに盛り込んで実現につなげたりして、皆様の生活の充実をサポートしています。