皆様、こんにちは。
今回は、当ホームの新規アクティビティの様子をご紹介いたします。

このアクティビティでは、ケアスタッフが講師となって、ご入居者の皆様に『ペーパークイリング』による作品作りをお楽しみいただきました。
ペーパークイリングとは、細長く切った紙を専用のツールに巻きつけて小さなパーツを作り、それを組み合わせて作品に仕上げるペーパークラフトの一種です。
15～16世紀ごろ、ヨーロッパの修道女が宗教用具などを装飾するために、紙片を巻いてモチーフを作ったのが始まりといわれ、紙を巻く際に、芯に鳥の羽根(quill)を使用したことで、クイリングと呼ばれるようになったそうです。

今回は、手始めにお花のモチーフを作りました。設計図を参考に、スロットツール（専用の巻棒）にしっかりと巻き付けていきます。
非常に繊細なタッチが求められる作業ですが、参加された皆様の表情は真剣そのもの。
時折手を休め、スタッフが入れた紅茶でひと息入れつつ、また作業に没頭されていました。

予定時間を大幅に超過しても、皆様の集中力は途切れることなく、最後には見事な作品を作り上げていらっしゃいました。

「細かい作業だけど、つい熱中しちゃって…。あっという間に時間が経っちゃったわ」
「楽しかった！キレイにできたわね」
「あら、あなたのもよ」
「次も楽しみね」
完成した作品を見せあいながら、楽しそうに会話を弾ませていらっしゃいました。