「私の担当の彼はね、面白いのよ！もうほんと冗談ばかり言っちゃって！」
そう楽しそうに話されるI様。

“彼”とは、ご入居者を個別に担当するスタッフ（通称PA：パーソナルアシスタント）、Mスタッフのこと。
サッカーが特技で昔はバンドマン。今も変わらぬ美声は、当時ボーカリストとして活躍した証なのだそうです。自慢の美声で「なんでやねん！」と、関西調の鋭いツッコミで場を盛り上げるムードメーカー！
現在は当ホームのケアリーダーとして活躍中です。

今回はそんなMリーダーの一日に密着し、“Life Focus”（LF）活動に取り組む様子をご紹介いたします。

LF活動の一日は、カンファレンスに始まりカンファレンスに終わります。

「Tさん、今日の予定をお願いします」
朝、業務開始とともに多職種のスタッフを集めてカンファレンスを開催し、一日の予定を連携します。
Mリーダーは新人スタッフの動きもみながら、自分がフォローに入れるところはないか確認しています。

この日はあいにくのお天気となったため、内田ライフマネージャーと予定変更の打ち合わせを行いました。
「今日は外出が難しそうなので、担当ご入居者のアセスメントやライフプラン更新に向けた聴き取りをしましょうか」
「そうですね。では、I様の外出プランの具体化を進めます」
と、早速I様のお部屋に向かいます。

アセスメントのための聴き取りは、何気ない雑談から始めます。
Mリーダーが何より大切にしていることは、日ごろのコミュニケーションです。
この日はI様ご贔屓のサッカーチーム『クリアソン新宿』の話題から入っていきます。

「チームマスコットのネコちゃん、可愛いでしょう？！貰ったのよ！」
「可愛いですね！クリっとした目に愛着がわきます。僕も〇〇のチームマスコットが好きで…」
「あら、そうなの？どんな子？」 I様について理解を深めているMリーダーは、ご興味のある話題を次々にご提供し、スムーズにやり取りを進めていきます。

「この子は“クリちゃん”って名前を付けて呼んでるの！寝るときはいつも私の眼鏡をかけてるんだから！」
「え？眼鏡を？…いや、でもクリちゃん、意外と眼鏡が似合いますね」
「そうでしょ？(笑)」
と、I様はニコニコ。

軽快に会話を弾ませつつ、ご本人がリラックスしてきたところで、これまでの人生の歩みや今のお気持ち、そしてこれからの生活の中でやりたいことなどを上手に聴きだしていきます。
そして、次回のLF活動では、大好きなお寿司屋さんやあんみつ屋さんへの外出のご希望をいただいたところでこの日は退室。
その後、各担当と一日のまとめのカンファレンスをして、本日は終了です！

ご家族へお送りする一筆箋もPAの大切な仕事のひとつです。
ご入居者の様子を簡潔かつ明確にお伝えできるよう、毎月一筆一筆、心を込めて書いています。

いかがでしたでしょうか？

周囲の人に対して、いつも明るく接するMリーダー。
彼のいるところはいつもにぎやかで、笑顔があふれています。
「Mさんは本当にいい人です。明るくて楽しい！」
「穏やかでノリの良い方です。一緒にいると安心します」
「優しくて包容力のある、ステキな人です。見習いたい！」
と、スタッフからも厚い信頼が寄せられています。

ここで、Mリーダーにインタビューしました。
――MリーダーがLF活動に取り組む際に心がけていることは何でしょうか？
M：自分がやってみたいとか、やって差し上げたい、ということではなく、あくまでご入居者が心から望んでいることは何か、を第一に考えることです。
――ケアリーダーとして大切にしていることを教えてください。
M：誰に対しても誠実であること。ご入居者はもちろんスタッフに対しても、小さな変化にも気づけるよう、気配り、心配りを大切にしています。
――ズバリ！ソナーレ目白御留山の良さとは何でしょうか？
M：何よりもチームワークが良いことだと思います。当ホームのスタッフは、優れた人財が揃っていることが自慢です。

ソナーレ目白御留山にお越しの際は、ぜひMリーダーを探してお声がけください。
関西人ならではの鋭いツッコミと、自慢の美声で歓迎いたします。

次回をお楽しみに！

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