ソナーレ目白御留山の
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"Life Focus"を形にする取り組み ~暮らしの楽しみ「図書館通い」~

みなさま、こんにちは。
ライフマネージャーの宮本です。
まぶしい木々の青さから、力強い生命力を感じる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、当ホームではご入居者の“Life Focus”の実現に積極的に取り組んでおりますが、その内容についてはお一人ごとに異なります。
たとえば、ご入居者が長年想い描いてきた夢や希望を叶える取り組みもあれば、ご入居前から、あるいはホーム生活の中で新たに生まれた生活習慣を継続させるものもあります。

今回は、日々の生活の中で繰り返される“小さな楽しみ”を保持し、その方らしい暮らしの実現につなげているケースをご紹介いたします。

読書家であるI様とH様。
「手元に読む本が無くなっちゃって…。近くに図書館があったら借りに行きたいわ」
そんなひと言から始まった、定期的な図書館通い。施設までのお散歩も兼ねています。

途中の『下落合野鳥の森公園』では森林浴も楽しまれます。
最近入社したMケアスタッフと記念撮影もしました。
ひと休みしたあとは、のんびりとお二人のペースで図書館へと向かいます。

図書館では、
「大好きな推理小説をまた借りたわ!読みきれるかしら」
と、たくさんの本を手にされ、心を弾ませていらっしゃるご様子でした。

ホームへの帰りみち、再び野鳥の森公園に立ち寄られたお二人。
植物の成長や小さな生き物たちの動きに、季節のうつろいを感じていらっしゃいました。
「ちょっと動くと汗ばむ陽気ね!日なたは少し暑すぎるぐらいだけど、お散歩日和だわね」
と、自然のいとなみに活力をもらったようで、緑の中の散策も楽しまれました。

「私、こういうデコボコ道を歩くの好きなのよ(笑)」
スタッフと手をつなぎながら、ずんずんと散策路を進んでいかれるH様。
最初は少し緊張していたMスタッフともいつの間にか打ち解けて
「もうちょっと暑くなったら、今度はあんみつでも食べに行こうね」
と、早くも夏のお約束もしていただいたようです。なんだか、楽しそうでうらやましい…。

いかがでしたでしょうか?
図書館通いを始めたころは道のりにもなれず、行くだけで大イベントのようでした。
ですが、今ではすっかり生活習慣に溶け込み、途中で寄り道をして季節を感じたり、ほかの予定も立ててみたりと、目的地への往復以外にもご興味を広げていらっしゃいます。
「借りてきた本を読み終えて、また行きたいと思ったときに一緒に行ってくれるから、退屈しなくていいのよ。いつもありがとうね」
とのお言葉まで頂戴し、暮らしの楽しみのひとつとして位置づいている様子がうかがえます。

このように当ホームでは、お一人おひとりの想いに寄り添い、毎日をその方らしくお過ごしいただけるよう努めています。

次回の“Life Focus”の取り組み紹介もお楽しみに!

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ソナーレ目白御留山では、ご入居者がこれまでの人生で大切にしてきた想いや生活へのこだわりを、すべてのスタッフが共有し、これからも「その方らしい生活」を続けられるようチーム体制で支援しています。
>>"Life Focus"(ライフフォーカス)の詳細はこちら

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