みなさま、こんにちは。
ライフマネージャーの宮本です。
走り梅雨に濡れ、木々の緑もいっそう深まったように感じられます。

今回のブログでは、あるご入居者が慣れ親しんだ暮らしへのこだわりを、ホーム生活でも継続させる取り組みをご紹介いたします。
ご夫婦で入居されているK様は、お二人そろって大の音楽好き。 特にクラシックを深く愛され、ご自宅には自慢の音楽部屋をお持ちで、毎日のように楽しまれていらっしゃいました。

ある日奥様から、
「久々に音楽を聴きたいけれど、どうしたらいい？」
とのご相談を受けました。
音楽が日常にあふれていたご夫婦の暮らしをホームでも継続できないか。
そう考えた私は、お二人が趣味のクラシック鑑賞に没頭できる環境のご提案をいたしました。
ご自宅の音楽室に変わり、当ホーム自慢のシアター（ビューティーサロン併設）の大スクリーンで、お気に入りの音楽を映像とともに鑑賞いただく、というものです。
サロンが開いているときは、ご自宅と同じようにいつでもお楽しみいただけます。

ご希望を叶え、長らく愛してやまないモーツァルトの「ピアノ協奏曲第20番ニ短調 k.466」を、プライベートな空間で楽しむご夫婦。
「懐かしいね。この曲はね…」と、お二人の思い出を語らいます。

まるでマエストロのように、メロディーを口ずさみながら指揮棒を振るそぶりをなさるご主人。
その様子を傍らで優しく見守る奥様。
ご夫婦水入らずのひと時が、ゆっくりと流れていきました。

コーヒーや紅茶にもこだわりがあるとおっしゃるご夫婦。
「コーヒーはね、豆から挽かないとダメなんだよ。香りが違うんだ、香りが…。ここのは少しダーティだな」
と、ご主人は笑いながらおっしゃいます。
スタッフに、好きなブランドや味のこだわりをお聞かせくださいました。

心やすらぐ、お二人だけのプライベートコンサート。
コーヒーの芳醇な香りが部屋中に漂うころ、コンサートは終演を迎えました。

いかがでしたでしょうか？

当ホームの“Life Focus”の取り組みは、ご入居後もこれまでのライフスタイルを継続することで、ご自分らしい生活が送れることを目標のひとつとしています。
長年の夢を叶える特別な日はもちろん、何気ない日常も、その方らしくお過ごしいただけるように。

次回もお楽しみに！

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ソナーレ目白御留山ではご入居者がこれまでの人生で大切にしてきた想いや生活へのこだわりを、すべてのスタッフが共有し、これからも「その方らしい生活」を続けられるようチーム体制で支援しています。
＞＞"Life Focus"（ライフフォーカス）の詳細はこちら

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