みなさま、こんにちは。
ライフマネージャーの宮本です。
行く春を惜しみつつ、光り輝く新緑に目をうばわれころとなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今回は、先月の桜の時期に合わせて実施したお花見の様子をお伝えいたします。
当ホームでは、お花見の場所をホームで決めるのではなく、ご入居者のご要望次第とさせていただいております。
今年は、新宿御苑や神田川沿い、六義園など、皆様の“桜にまつわる想い出の場所”にご案内いたしました。

空いっぱいに広がる桜の花を見上げながら、あの日あの頃へと想いを馳せる方、懐かしい想い出話をお聞かせくださる方など、観賞の仕方は思い思い。
ある方は、「ここにはよく子供たちと来ていたのよ。まさか、また来られるなんては思わなかったわ」と、満面の笑みをお見せくださいました。
感慨深げに桜を眺める横顔に、少しでもその方の想いをかたちにできた気がして、心がじんわりと温かくなるのを感じました。

「あたしの初めてのデートはお花見でね…、お相手は、あなたみたいなハンサムだったのよ」
と、冗談交じりに大切な初恋の想い出を語ってくださる方もいらっしゃいました。

あるご夫婦は、お二人で歩んでこられた長い人生の記憶をたどりながら、まるで満開に咲く桜のように、思い出話にもたくさんの花を咲かせていらっしゃいました。

国語の先生をされていた方は、スタッフに「あなたねぇ、私もそうだったけど、『人生』は咲いたと思ったら慌ただしく散ってしまう桜のように、あっという間よ」と、現役時代に戻られたかのように、ためになるお話をお聞かせくださいました。

いかがでしたでしょうか？
当ホームならではの、ご入居者お一人おひとりの“想い”に寄り添ったお花見イベントで、これまではうかがい知ることのなかったその方の一面や、人生を彩る素敵なお話をお聞かせいただくことができました。

まるでタイムスリップしたかのように懐古に浸る皆様のご様子に、何気なく見ている桜の風景の中に、こんなにも多くの特別な想いが詰まっているのだと改めて気づかされました。
かけがえのない想い出は“その方”を構成する大切な要素のひとつ。
私たちはこれからも、皆様の想い出を大切にしながら、その方らしい暮らしの実現に努めてまいります。

次回をお楽しみに！

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ソナーレ目白御留山では、これまでの生活リズムや生きがいを尊重しながら、感性を刺激する多種多様なアクティビティを実施しています。
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