2025/03/19
全てのご入居者が心豊かに過ごせるホームを目指して ~お食事編~
皆様こんにちは!
ライフマネージャーの道合です。
唐突ですが、このブログをお読みいただいている皆さまにおうかがいします。
一般的な老人ホームに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
「閉鎖的」「サービスが画一的」「個別ニーズへの対応が困難」「起き上がることが難しいと、ベッド上での生活が中心となる」…。
こういった、ネガティブな印象を抱いている方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、ソナーレ・アテリア大泉学園においては、そのようなご懸念は不要です。
私たちは、ご入居者お一人おひとりのライフスタイルやお身体の状態に合わせた最適なサービスをご提供できるよう、詳細なアセスメントを実施し、精神面も含めた包括的な理解に努めています。
また、全てのご入居者が、同じ空間でご一緒にお過ごしいただける時間も大切にしています。
これにより、お互いに支え合い、温かいコミュニケーションを育むことができる環境を整え、どなたも孤独を感じることなく、安心して過ごせるよう心掛けています。
本ブログでは、その具体的な取り組みを前・後編に分けてご紹介してまいります。
今回は、お食事の様子のご紹介です。
当ホームのお食事は、全てのご入居者がグランドダイニングで一緒に召し上がっています。
お食事にサポートが必要な場合も、可能な限りご自身で召し上がれるよう、取っ手付きの食器や握りやすいスプーンなどの自助具をご用意させていただいています。
また、お食事の進め方もご本人本位。
召し上がりたいものをお聞きして、トレイの手前に配置するなど、ご本人が食べやすいように調整しています。
ご利用の車いすのタイプによっては、テーブルの足と接触してしまうこともあります。
そうした場合は、オーバーテーブルを導入し、高さ調節することで適切な距離と姿勢を保持しながらお食事ができるようセッティングしています。
ご夫婦で入居されている方は、同じテーブルにお席をご用意し、ご自宅にいらしたときと同じように家庭的な雰囲気の中で、和やかにお食事をお楽しみいただいています。
異なる場所で、異なる生活を送ってきた方々が、ひとつの屋根の下で、新たな暮らしを始める老人ホーム。
ですが、私たちのホームでは、ホームが定めた画一的な生活スタイルではなく、それぞれの習慣や慣れ親しんだ暮らしを尊重し、できる限りそれを維持できるよう、ご入居者に寄り添ったサービスのご提供に努めています。
お食事についても、ただ栄養補給をするだけでなく、心を満たす大切な時間と捉えています。
サポートをさせていただく方が安全に召し上がれることはもちろん、リラックスした雰囲気の中で食の楽しみや暮らしの豊かさを楽しんでいただけるよう努めています。
後編へと続きます。