皆様こんにちは。ケアチームリーダーの樋口です。
7月1日付でソナーレ祖師ヶ谷大蔵に新しいホーム長が就任しました。
新ホーム長は、なんと音大卒でオペラ歌手(バリトン)、そして保育の仕事にも携わったこともある異色の経歴の持ち主です。
「新しいホーム長はどんな人なのだろう?」「そもそもホーム長ってどんな仕事をしているのだろう?」「ホーム運営のビジョンを聞きたい。」など、皆様も色々知りたいことがあると思います。
今回は、新ホーム長の紹介をはじめ、「介護の仕事を始めたきっかけ」、「ソナーレの今後の展望」などを2回に分けて語ってもらいたいと思います。
樋口
今日はお忙しい中ありがとうございます。まず最初に当社に入社した理由を教えてください。
林
当社の事業コンセプトである"Life Focus"(※)を象徴する「ライフマネージャー」の存在が面白そうに感じたことがきっかけです。
ソナーレの仕事に興味を持たれる方の多くが、「ご入居者の皆様ともっと話がしたい、寄り添いたい」と思って入社しているように、私もご入居者に楽しんでいただけることを提供(歌に限らず)したいと思っていました。また、ご入居者のご希望や想いを実現することに関わりたいと思い入社しました。
(※)"Life Focus"についてはこちらをご覧ください。
https://www.lifecaredesign.co.jp/sonare-soshigaya/cat101/1life-focuslf1.php
https://www.lifecaredesign.co.jp/sonare-soshigaya/cat101/2life-focus1.php
樋口
私も他のホームには存在しない「ライフマネージャー」にはとても興味を持ちました。
介護の仕事を始めたきっかけとホーム長になった経緯を教えていただけますか?また、音大卒で声楽を専攻していたとのことですが、介護の仕事に活かせている部分はありますか?
林
介護の仕事に興味をもったきっかけは、音楽活動を中心に生活している時、高齢者施設に何度か演奏に行ったことがあり、そこでとても喜んでいただいた経験ですかね。元々は、音楽活動と並行して保育系の仕事をしていました。性格的に「手伝うこと」が好きでしたが、自分の倍くらい人生経験が豊富な方々とお話しができることにも興味を持ち介護の道に入りました。
認知症を患っていらっしゃる方の場合、同じ内容のお話を繰りかえされることもありますが、ご本人にとってはそれは毎回初めて話すことであり、気持ちも同じではないと考えられるようになったことは、自分にとって宝物だと思います。声楽を勉強してきたことは、ホームで仕事をするうえで様々な面で活かせてると思います。音楽レクもそうですが、皆様を退屈させないようにサプライズでミニコンサートを開催することも出来ます。
また、ソナーレ各ホームで流れているBGM(Sonare Tunes)は、音楽療法カウンセラーでもある自分が選曲した楽曲を、朝、昼、夕方、夜とそれぞれの雰囲気を配慮してプログラムしているんですよ。
↓電気設備点検でホーム内が停電になった際、皆様に明るい気持ちになっていただくためにと、林ホーム長のサプライズミニコンサートを急遽開催しました。
樋口
ソナーレ祖師谷大蔵の雰囲気はどうですか?
林
のどかで柔らかい雰囲気があるなと最初感じました。ご入居者の皆様も、お会いした時、すごくにこやかに笑ってくださいます。ホームやご入居者の皆様の雰囲気は、関わっているスタッフの皆さんのチームワークの良さによるものも大きいと思っており、絶対に無くしてはいけないものだと思います。
樋口
新しいホーム長にそのように言ってもらえると、私たちもとても励みになります。現在の主な業務内容を簡単に教えてください。
林
まだまだ皆さんのお役に立てていなくて心苦しいのですが・・・事務系のホーム長業務を中心に進めながら、ご入居者の皆様のお顔とお名前を必死に覚えているところです。お食事中のダイニングに出没するのはそのためでもあります。(笑)
第2弾では、ご入居者およびスタッフとのコミュニケーションで心掛けていることやスタッフに求めることなど、ホームの今後の展望について熱く語ってもらいます。
お楽しみに!