ソナーレ浦和の
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コラム

2024/02/19

発足!センシング委員会

皆様、こんにちは!ホーム長の新橋です。

ソナーレ浦和では、運営基準の順守やご入居者への高品質なサービスを提供するために、スタッフで構成する各種委員会を設けています。
各委員会では、定期的な会議の実施や研修会の開催などで、スタッフのレベルアップを図るとともに、業務改善やサービス品質の向上に取り組んでいます。
今回のブログでは、このたび新たに発足した『センシング委員会』の活動をご紹介いたします。

当ホームでは、介護現場におけるDX化(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組んでいます。
介護現場のDX化とは、デジタル技術を活用して、ケア業務の効率化や生産性の向上などにつなげることです。 デジタル技術の具体例として、居室の見守りセンシングシステムや介護サービスの記録システムを導入しています。
見守りセンシングシステムとは、各居室内のベッドなどに設置したセンサー機器が、ご入居者の状態を感知して知らせてくれるシステムです。

ご入居者の情報は、リアルタイムでホーム内のパソコンや各スタッフが携帯するタブレット端末に共有されます。このため、スタッフは館内のどこにいても、ご入居者の状態や居室内の環境を速やかに把握することができ、適時適切な対応が可能となっています。
また、センサーの活用は、直接お部屋にお伺いしての安全確認が不要となることから、たとえば夜間の定時訪室などでご入居者の安眠を妨げてしまうようなこともありません。

センシング委員会では、日々蓄積される各ご入居者のデータに基づいて、どなたが、いつ、どのようなケアが必要かについて話し合います。そして、「もっとこうしてみよう」「こうしたらどうだろうか」「この方が良いのではないか」などと、おひとりお一人に合った最善のケア手法を構築し、全スタッフに向けて発信しています。

一方、記録システムとは、各センサーで測定した睡眠時間や睡眠時の呼吸数、心拍数、睡眠深度など、加えて上の写真の機器(体温計、血圧計、パルスオキシメータ(動脈血酸素飽和度・脈拍数測定器))でスタッフが測定したバイタルデータなどを、多数の介護記録システムに連携し、自動で記録されるシステムです。
これにより、記録にかかるスタッフの業務の効率化が図れています。

センシング委員会では、これらのデジタルツールの活用を促進し、スタッフが「人にしかできないこと」、つまりご入居者と真に向き合う時間と環境を創り出すことで、“人に寄り添う力”を十分に発揮できるようサポートしているのです。

本委員会はまだ発足したばかり。
ですが、メンバーは志高く、情熱を持って責務に取り組んでいます。
これからも、ご入居者の皆様が安全で快適な生活をお過ごしいただけるよう、サービスの向上に努めてまいります。

どうぞご期待ください。