ソナーレ駒沢公園の
スタッフブログ
Staff Blog

音楽のある暮らし

皆様、こんにちは。副ホーム長兼ライフマネージャーの三輪です。

ソナーレ駒沢公園では、開業以来『音楽のある暮らし』をテーマにホームづくりを進めています。
ご入居者の皆様にも音楽好きな方が多く、アクティビティカレンダーをお配りした時や、催しのご案内をした際に、最も高い関心を示される企画の多くは音楽系のイベントです。
そこで今回は、最近の音楽イベントの様子をいくつかご紹介いたします。

数あるアクティビティの中でも、特に人気を集めているのが、バリトン歌手、土橋先生による音楽プログラムです。月に3回、ボイストレーニングや口腔体操、ストレッチなどをご指導くださっています。

土橋先生は、現役のバリトン歌手であるとともに、介護の資格もお持ちで、様々な高齢者施設で演奏会やボイストレーニングを実施されています。当ホームのご入居者からも、
「声を出すことで呼吸が整い、血の巡りが良くなった」
「ストレス発散になって、終わった後すごく気持ちがいい」
「みんなで歌を歌うコーナーもあって、毎回楽しく参加している」
など、大変ご好評をいただいています。

また、月1回のコンサートでは、イタリアの民謡『サンタルチア』や馴染み深い日本の歌の数々を、重厚で深みのあるバリトンボイスで歌い上げ、皆様を魅了しています。

続いては、三味線演奏会の一幕。
しなやかで繊細な音の魅力に心打たれ、「やっぱり生演奏っていいわねぇ…なんて贅沢な」と、しみじみ語るご入居者のお姿もありました。
大反響にお応えし、8月の夏祭りでは尺八奏者との共演を予定しています。当日は地域の子どもたちも招いて、一緒に大いに盛り上がることができればと期待しているところです。

最後に、6月から新たにスタートした、当ホームのSケアスタッフによる『ギターコンサート』です。
長くギターを嗜み、様々な音楽イベントで演奏してきた実力派ですが、ホームでのイベント前はとても緊張していました。ご入居者の皆様も、日ごろ関わっているなじみのスタッフの新たな一面と、ひたむきな演奏ぶりに深く感動されていました。
奏者と観客が音楽を通じて一体となり、輝く時間を共有する姿がとても印象的でした。

『音楽』は、私たちの生活に潤いを与え、生きる喜びを生み出してくれるものだと思います。
音楽が紡ぐ喜びと、人との絆を、これからも着実に深めていくことで、ご入居者の皆様の生きがいある暮らしにつなげていきたいと考えています。