皆様、はじめまして。
8月1日付にて、ソナーレ・アテリア久我山2代目ホーム長に着任いたしました惠 公平(めぐみ こうへい)と申します。
私はこれまで、当ホーム系列のソナーレ石神井にて、ご入居者、ご家族の皆様の"想い"に寄り添い、スタッフと手を取り合ってホーム運営に従事してまいりました。
そしてこのたび、新たに多くのお客様と出会う機会をいただきましたことを、心より嬉しく思っております!
微力ではございますが誠実に向き合うことを念頭に、皆様のために全力を尽くしてまいる所存です。何卒ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、当ホームがオープンして8ヶ月あまりが経ちました。
過去の記録をたどると、実に様々な取り組みが行われてきたことが判ります。
そこで、今回のブログでは『ソナーレ・アテリア久我山8カ月のあゆみ』と題しまして、2021年12月のオープンからこれまでに実施された様々なアクティビティの様子をご紹介したいと思います。
『■ソナーレキッチン』
お料理好きの方はもちろん初心者の方も、皆様で賑やかにおやつ作りを楽しみます。
この日は『お団子づくり』にチャレンジ。できたてをほおばってお見せくださった満面の笑みが、とても印象的でした。
『■ネイルサロン』
ネイルサロンを開いて、爪の手入れをしてさしあげたい、手先のマッサージでリラックスしていただきたいなどと、スタッフでアイディアを出し合いながらスタートしたこの企画。
「嬉しい!指先のマッサージで、全身の血行が良くなったみたい!手のむくみもとれたわ」
「見て見て!私のネイル、こんなにキレイになった!気持ちも若返るわ」
と、満足そうな笑顔でお互いの手を見せ合ったり、カメラに向かって喜びポーズを決めてくださったりと大好評。おかげさまで、サロンは毎回満席です。
『■水墨画』
この日は、2022年の干支である『寅』を描かれました。
「水墨画なんてはじめてだから、上手に描けるかしら...」
「先生、ここはどうやって描いたらいいの?」
などと、試行錯誤しながらも、思い思いに筆を走らせていらっしゃいました。
『■カルトナージュ』
フランスの伝統工芸『カルトナージュ(Cartonnage)』は、きれいな布や色紙をつかって箱などの雑貨をデコレーションする手芸の技法です。
「自分好みのデザインを考えるのが楽しみ。できた作品は、お部屋を明るく彩ってくれるのよ」
と、毎回多くの皆様にご参加いただいています。
『■ドミノ倒し』
「聞いたことある!」「初めて触るわ」「前からやってみたかったの」
と、お集まりくださった皆様は、本格的なドミノ牌に興味津々。まずは牌並べからスタートです。
「最近、手が痛くてね...」と、体操には消極参加だった方も、カラフルな牌に「おはじきみたい!」と心躍るご様子。細かな作業も、楽し気に取り組んでいらっしゃいます。一方、「私は昔、編み物していたから手先には自信があるのよ!」と、自信満々。躊躇なくスイスイと牌を並べていく方もいらしたり。
全ての牌を並べ終えたら、いよいよ『ドミノ倒』のスタートです。
牌をただ倒すだけ、と侮るなかれ!一気にすべて倒すには、並べ方にコツがいるようです。
「あ~~っ!!!」
「惜しかったね!」
カーブが急すぎたのか、はたまた牌の間隔をあけ過ぎたのか...。途中で止まってしまいました。ですが、皆様はポジティブ。
「でも、途中まではうまく倒れたね!」
「よし、もう一回!」
と、何度も挑戦され、フロアは始終大変な盛り上がりを見せていました。
ここでご紹介したのはほんの一部ですが、当ホームでは、外部のアクティビティサービス『プレイケア』も導入し、様々なプログラムをとおして皆様の心身の健康づくりにお役立ていただいています。
『■移動スーパー』
長引くコロナ渦により、思うように外出できないなかで、皆様にお買い物の楽しみをご提供しようと『移動スーパー』を導入しています。お菓子や果物、お野菜、パン、日用品など、ひととおりのものは何でもそろいます。
「甘い物が食べたいと思ってたの」、「果物も売ってるのね」
「電池はなかなか買いに行けないから助かるよ」
「最近は、こんな便利なグッズがあるのねぇ...」、「本当にいろいろなものが売られていて、見ているだけでも楽しいわ」
などと、毎回多くの方にお集まりいただいています。
『■パンの訪問販売』
社会福祉協議会の協力を得て、週1回開催しています。おなじみのアンパン、クリームパンから各種デニッシュやパイ、焼き菓子まで、どれもおいしそうで目移りしてしまいます。
「今日はどれにしようかな♪」
と、悩むのもお楽しみのひとつです。
『■オセロ』
「以前、オセロをやったことがあるんだけど、またやってみたいの」
「頭を使うゲームだから、脳トレにもなるんだよね」
と、根強い人気を集めています。実は、日本発祥のゲームであること、ご存じでしたか?
『■麻雀クラブ』
ご入居者のリクエストにより発足したのが『麻雀クラブ』。 麻雀は、戦略を練ったり、得点を計算したり、指先を使ったりと、脳の様々な部分を活用するため、認知症予防の効果も期待できるそうです。さらに、お仲間との交流も楽しめるため、愛好家の皆様は毎回楽しみにされています。
こちらの方は、毎回、シャツにジャケット姿でご参加されます。
「僕は昔から、これが礼儀だと思ってるから、止められないね」、と。紳士的ですね。
女性のご参加者もいらっしゃいます。流れるような牌さばきはお見事です。
続きまして、季節のイベントの一部をご紹介いたします。
【■大運動会】
6月には、大運動会が開催されました!
『お玉送り』では、「まさか(調理道具の)お玉をこんな形で使うとは思わなかったわ」と、ベテラン主婦の皆様の笑いを誘っていました。
『大玉転がし』は、リレー形式で大玉を送る速さを競いますが、次の方とジャンケンして、勝つまで玉を先に進められないというオリジナルルールで行いました。このため「8連続あいこ」の大ブレーキがかかってしまうこともあり、当事者はヤキモキ、周囲は大爆笑という場面もありました。
最終種目はおなじみの『玉入れ競争』。
皆様が一番楽しみにされていた種目です。このため開始早々会場に紅白の玉が飛び交い、白熱した試合展開に。
運動会の最後を締めくくる思い出深い戦いとなりました。
そして、記念すべき初代優勝チームは『白組』に決定?
表彰式ではお互いの健闘を称え、大拍手での幕となりました。
『■納涼祭』
8月には、『納涼祭』を開催しました。
ご昼食は、フランクフルトや焼きそば、焼き鳥、わたあめにかき氷と、おなじみの屋台メニューをご用意して、懐かしの味をご堪能いただきました。
また、午後のアクティビティでは、すいか割りに始まり、射的、お菓子釣り、宝くじ等の各種出店が軒を連ね、祭囃子が鳴り響く中で、皆様に"お祭り遊び"をお楽しみいただきました。
そして最後は、「三味線演奏会」で締めくくり。和楽器の持つ奥深い魅力をお届けいたしました。数多い、皆様の夏の想い出のひとつに加えていただけましたらなによりです。
さて、駆け足で振り返ってまいりました『ソナーレ・アテリア久我山8カ月のあゆみ』。
ご入居者の皆様の活動的な日常がお分かりいただけましたでしょうか。
読者の皆様には、長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。
当ホームでは、これからも、皆様に楽しんでいただけるイベントやアクティビティを数多く実施していきたいと思っております。
その様子は、本ブログでもご紹介してまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。