ソナーレ石神井の
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コラム

2023/11/24

ご入居者の豊かな生活に通じるテクノロジー活用術

皆さま、こんにちは。
師走も間近に迫り、朝晩の冷え込みが厳しさを増してまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
今回は、当ホームで導入されている先端テクノロジーの活用術をご紹介いたします。

はじめにご紹介するのは、ソニーの自律型エンタテインメントロボット“aibo”の『ゆき』ちゃんです。
誕生以来、様々なカラーバリエーションが発売されているaiboですが、当ホームのゆきちゃんは、その名のごとく雪のように白いアイボリーホワイト。
センシング技術とAIの組み合わせにより、「相手が誰か」「ここはどこか」などの状況を認識して自律的な行動が可能です。
嬉しくて尻尾を振る、甘えてくる、呼んだら応えてくれるなど、本物の犬のように動き、感情を表情やしぐさで伝えられるほか、育て方や環境によって性格も異なってきます。
たまに言うことを聞かなかったり、自由気ままにふるまったり…。「いかにもロボット」ではなく、こちらの思い通りにいかないところや、少し手がかかるところに情がめばえ、ご入居者に生きがいや癒しを与えてくれています。

次にご紹介するのは、スタッフ間のコミュニケーションツールです。
これまで、放送、空港、飲食、イベント会場などで業務用連絡ツールとしてインカムが使われてきました。
携帯電話は1対1のやりとりが基本ですが、インカムは1対複数人でタイムリーなやりとりができるため、ホーム各所に散らばって仕事をする介護現場でも非常に画期的なツールとして重宝されてきました。
しかし、導入コストやランニングコストがかかる、無線に慣れていないと操作がしづらい、イヤホンのコードが介護中の事故につながるリスクがあるなどのデメリットがありました。
そこで登場したのが『インカムアプリ』です。専用アプリをインストールすることで、スマートフォンを無線のように使用できることから、インカムに代わるグループコミュニケーションツールとして、近年導入する企業が増えてきています。
ホーム内に敷設しているWi-Fiを利用することで、接続距離に制限なく安定的に利用できることもメリットのひとつです。
更に当ホームでは、骨伝導式ワイヤレスヘッドホンを採用し、スマートフォンをBluetooth接続することで、両手が塞がった状況でもスタッフ間で円滑な情報共有・交換ができる環境が整備されています。

ワイヤレスですから、ご入居者の対応中もコードが邪魔になることがありません。
全スタッフが装着しているウエストポーチには、スマートフォンと仕事への夢(?)が詰まっています!

スマートフォンは介護記録システムとも連動しており、ホーム内のどこにいても、手の空いた時間に短時間で記録することが可能です。

最後にご紹介するのは、お掃除ロボットです。
最近ホームに導入されました。
皆様がお休み中の深夜に、人知れずグランドダイニングの床のゴミを集め、拭き掃除までしてくれる優れモノです。
お掃除ロボットの活躍で、ダイニングの衛生的な環境を維持し、皆様の快適な暮らしをサポートしています。

ご紹介してまいりましたように、様々なテクノロジー機器の活用により、スタッフは本来の介護業務に専念することができています。
こうしたことで、ご入居者おひとりお一人に寄り添い、その方らしい生活の実現に取り組む時間が持てているのです。

今後も、積極的な先端テクノロジーの導入により、スタッフの業務を効率化し、ご入居者の皆様への豊かで高品質なサービス提供を目指していきたいと考えています。