皆さま、こんにちは。
ライフマネージャーの山田です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今回ご紹介する“Life Focus”（LF）の取り組みは、自然がお好きなご入居者に、深まりゆく秋の情景を堪能していただいたケースです。

自然とのふれあいを大切にしてこられたS様。以前は、よく公園散策を楽しまれていました。
そこで、S様の担当PA（ご入居者個別担当スタッフ）は、LFの日を活用して、紅葉のベストシーズンに自然に親しめる機会をご提供しようと考えました。
そして、身近な紅葉名所として知られる「都立小金井公園」を探し当て、外出プランをご提案しました。

武蔵野の面影を残す豊かな自然環境に恵まれたこの公園では、特に250本にもおよぶイチョウの黄葉が見ごたえがあるとのこと。
LFの日、当日。
雲ひとつない晴天のもと、期待に胸膨らませながら、ご家族もご一緒に公園へとご案内いたしました。

園内は、紅葉真っ盛り。
澄み切った青空と、モミジやケヤキの鮮やかな赤色のコントラストが目に沁みるようです。

そして、やってきました！黄金色の絨毯が広がる「ユーカリ広場」。
まるで映画のワンシーンのような美しい情景に、心揺さぶられる思いがしました。

息をのむような美しい色合い、どこか懐かしい枯葉のにおい、足もとに感じる落ち葉の感触とカサカサと乾いた音…。
五感で感じる自然の美しさは、深い感動となって心に刻まれます。
目を見開いて、この美しい情景をしっかりと目に焼き付けようとするS様の姿がとても印象的でした。

いつまでも観ていたい…。
そんな想いを残しつつ、公園をあとにしました。
感動のお疲れを癒そうと、帰りがけにお近くのカフェに立ち寄り、温かいお茶とスイーツで、ほっとひと息。
心を満たす、ゆったりとしたひと時を楽しまれました。

紅葉による、自然界のマジックに魅せられたS様。
帰路の車中でも、生き生きとした明るい表情は続いていました。

当ホームではこれからも、ご入居者の想いに寄り添いながら"Life Focus"の取り組みをとおして、「その方らしい生活の実現」をサポートし、日々の暮らしに心の豊かさを感じていただけるよう努めてまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回もお楽しみに！