2024/05/29
住み慣れたわが家へ、いま再び
皆様こんにちは。
梅雨の走りに濡れた緑がいっそう色濃く映えるころとなりましたが、お障りなくお過ごしでしょうか。
今回は、約4年ぶりに一時帰宅を再開されたあるご入居者の“Life Focus”の取り組みをご紹介いたします。
ご入居者のT様は、以前は定期的にご家族と一時帰宅をされていましたが、徐々にお身体の状態が変化しベッド上での生活が増えたことや、コロナ禍の影響もあって、しばらくご帰宅が困難な状況が続いていました。
新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが5類に移行されて1年。
ピーク時に比較して、感染に対する不安はひとまず落ち着いたこと受けて、T様のPA(パーソナルアシスタント:ご入居者個別担当スタッフ)が「以前のように、またご自宅で過ごしていただく時間を作りたい」と考えました。
そこで、ご家族にご相談したところ「ぜひに」との快諾をいただいたことから、“Life Focus”(LF)活動の日を利用し、一時帰宅の再開を実行することとなりました。
そして、当日。
T様は久しぶりに住み慣れたわが家へと戻られました。
「おかえりなさい!」
ご家族に温かく迎えられながらご自宅に上がられると、ご本人の表情に安堵の色が浮かびました。
久しぶりのわが家—。
かつて、一日のうちで最も長い時間を費やされたであろうダイニングキッチンに通されると、室内をゆっくりと見渡しながら、そこに漂う空気感やご家族の和やかな笑い声に、あらためて帰宅を実感されているご様子でした。
ご自宅の寝室でお身体を休めるT様。
優しいご家族のまなざしに包まれて、心も安らぐご様子です。
ご家族との充実した時間を満喫され、そろそろホームへ戻られる時間となりました。
最後に、ご自宅前での記念撮影。今日の日の想い出として、いつまでも大切にされることでしょう。
ご家族からも「久しぶりに自宅に帰ってきてもらえて、本当に良かったです」とのお言葉をいただくことができました。
T様には今後も、住み慣れたご自宅で家族団らんの満ち足りたひと時をお過ごしいただけるよう、LF活動を継続的に実施してまいります。
これからも本ブログにて、当ホームの様々な“Life Focus”の取り組みをご紹介してまいりますので、どうぞご期待ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!
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ソナーレ石神井ではご入居者がこれまでの人生で大切にしてきた想いや生活へのこだわりを、すべてのスタッフが共有し、これからも「その方らしい生活」を続けられるようチーム体制で支援しています。
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