皆様こんにちは。
ライフマネージャーの山田です。
今回は当ホームで実施している『育成プロジェクト』についてご紹介いたします。

今夏、当ホームでは鈴虫を飼育していましたが、ご入居者の皆様は毎日様子をのぞいたり、通りがかりに声をかけてくださったりして、鈴虫たちとのくらしをとても楽しんでいらっしゃいました。

夏が去り、彼らがいなくなった今、また何か新たに育てながら、皆様に日々の観察をお楽しみいただけるものはないだろうか…。
スタッフ間でアイディアを出し合う中で、過去にホームでシイタケを栽培し、大変ご興味をお持ちいただいた経緯から、しばらくぶりにまたチャレンジしてはどうだろうか、ということになりました。

シイタケは、室内で栽培できて手間いらず。成長も早く、モクモクと育っていく過程を観察するのは、とても面白いものです。
すぐさま、キットを購入。届くのを楽しみに待ちました。

届いた箱を開けると、少し怪しげな物体が…。
栽培ブロック（菌床:きんしょう）です。

袋から出してみると、少しずつ原型があらわに。
巨大なクランチチョコのようです(笑)

栽培ブロックをしっかりと水で濡らします。
既にシイタケの香りが漂っています。

十分に湿らせたら、ドーム型のプラスチックケースに設置。
あとは、１日に１～２回、霧吹きで湿らせてやるだけです。
一週間前後で収穫期を迎えるとのこと。本当でしょうか…？

皆様の目に触れやすいエレベータホール横のカウンターに設置しました。

お食事に来られた何名かのご入居者がさっそく気づかれ、興味津々にドームをのぞいていらっしゃいました。
シイタケ栽培を始めたことをお伝えすると、
「えぇ？これでシイタケができるの？」
「おもしろそう！」
「昔、うちでシイタケ作っていたよ。風呂に置いておくんだ。一度で食べきれないほど獲れてね…」
と、早くも会話が弾んでいました

これから毎日、皆様とシイタケの栽培をとおして、育てる楽しみ、成長を見守る楽しみ、収穫する楽しみを味わっていきたいと思っています。