皆さま、こんにちは。

いつもソナーレ祖師ヶ谷大蔵のブログをご覧いただきありがとうございます。
副ホーム長兼ライフマネージャーの飛田です。

今回は当ホームの"Life Focus"を形にする取り組みをご紹介いたします。

70代から10年以上にわたって、社交ダンスを嗜まれてきたO様。
しかし、年齢を重ねるにつれて安全面に不安を募らせる周囲の助言もあり、やむなく一時中断されることとなりました。
「趣味としてあきらめたくない」「以前のように、ダンスを楽しみたい」
そうおっしゃるO様の想いを叶えようと、ホーム生活の中での趣味活動として復活させることにしました。
そこで、安全に社交ダンスレッスンが行えるよう、個別受講をご提案いたしました。
するとご本人は「それなら、ぜひやってみたい！」と、ご快諾！
講師には、ホーム内アクティビティで定期的にレッスンを実施してくださっている小平先生にお願いすることにいたしました。

こうして迎えたレッスン初日！
先生のリードに身を任せ、リズムに乗ってステップを踏まれるO様。
「久しぶりだから、できるかしら…」
始めこそ戸惑い気味でしたが、すぐに勘を取り戻されたご様子。
長年練習を積み重ねてこられた成果を発揮され、見事なステップをご披露くださいました。

いつものグランドダイニングが、ダンスホールへと様変わり。
まるで映画のワンシーンのように、優雅なワルツステップを決めるお二人。
思わず見とれてしまいます。
先生から、
「姿勢がとても良くなってきましたね。体幹をしっかりと維持することが大切ですので、普段から意識してくださいね」
とのアドバイスをいただいていました。

生き生きとした表情を浮かべながら、久しぶりのダンスを楽しまれたO様。
かなりの運動量でしたが、息を切らすことなく熱心に踊っていらっしゃいました。

レッスン終了後、O様は
「今日はとっても楽しかった！次回はウェアも整えて、ダンスシューズを履いて踊りたいわ！」
と意気込んでいらっしゃいました。
また、見学にお越しいただいたご家族からは
「高齢だと（レッスンを）断られることが多くて、ダンスを再開するのは難しいと思っていましたが、本人の希望が叶えられて、私たちも本当に嬉しいです」
との感謝のお言葉をいただきました。

これからもO様には、これまでの人生で愉しまれてきたことを、ホームでも継続して勤しめることで、この先も「その方」らしい生活をお過ごしいただけるようサポートしてまいります。

次回もお楽しみに！