ソナーレ祖師ヶ谷大蔵の
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健やかな暮らしのために ~運動プログラムの充実~

皆様、こんにちは。
ライフマネージャー兼ナースチーフの佐藤です。

当ホームでは、ご入居者の健康づくりの一環として、昼食前に毎日『食前体操』を実施してまいりましたが、このたび、運動プログラムのさらなる充実化を図ることといたしました。
具体的には、食前体操を夕食前にも実施し、一日2回とすること。そして、運動指導を動画再生から作業療法士(OT)の実践に切り替えました。

体操は、昼・夕各20分。椅子に座って行うため、どなたでも参加しやすく安全に取り組むことができます。
全身のストレッチから始め、腕を大きく動かしたり、足首・膝・股関節を動かしたりする運動を行います。
また、手足を同時に動かす運動も行い、全身の持久力や体力の向上を図ります。
そして後半は、指先を使った脳トレに加え、発声や嚥下(えんげ)訓練も取り入れて、摂食による誤嚥のリスクを予防します。

いざ体操が始まると、皆様はOTの指導に高い関心を示されました。
やはり人対人。OTの元気な掛け声と豊かな表情がご入居者の意欲を高め、自然と笑顔の輪が広がります。
平面的なテレビ画面とちがい、360度立体ですから動きも分かりやすい。
体操中、OTの説明により身体のどの部分を使っているか、どこに効いているかを意識しながら行えるため“何となく”体操しているより高い効果が期待できます。
皆様が熱心に取り組まれる姿を拝見し、動画との明らかな違いを目の当たりにしました。

ご自分のできる範囲で、無理なく身体を動かしていきます。
ストレッチやご自身でのマッサージも行い、「身体がスッキリ目覚めた感じがする」と好評です。

昼食前の体操は、身体と脳を覚醒させる目的で運動量を多めに、一方夕方の体操は身体を休ませる、リラックスモードにスイッチを入れるような目的で実施しています。

このほかにも運動系のアクティビティの充実を図り、日中の活動量を増やすことで夜間のより良い睡眠につなげていきたいと考えております。
これからも、当ホームでは皆様の心身ともに健やかな暮らしをサポートしてまいります。
どうぞご期待ください!

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ソナーレ祖師ヶ谷大蔵では、常勤の作業療法士が、ご入居者のお身体の状態に合わせたリハビリプログラムを実施しています。
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