皆さま、こんにちは。ライフマネージャーの内田です。
秋風が吹き渡る心地よい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか？

今回ご紹介する"Life Focus"（LF）の取り組みは、あるご入居者の「在宅時代と変わらずに、活気のある生活を続けたい」という想いを叶えたケースです。

ご入居者のI様はとても活動的な方で、在宅生活ではお散歩などで意欲的に身体を動かしていらしたそうです。そして、この生活習慣を入居後も維持していきたい、との強い願いをお持ちでした。
この想いを知ったI様のPA（パーソナルアシスタント：ご入居者個別担当）であるTスタッフは、
「今後も変わらずに、散歩などで身体を動かせる機会を日々の生活の中に位置づけることはできないでしょうか」
と、私たちライフマネージャーに相談を持ち掛けてきました。

そこで、私たちはI様に
「週に１～２回、定期的な散歩の機会を持たれてはいかがでしょうか？歴史のある浦和の街並みを歩いてみるのもいいものですよ！私たちスタッフがお供いたします」
そうご提案したところ、
「すぐにでも行きたいです！」
と、満面の笑みを浮かべながらご快諾。
ならばと、早速に出発いたしました！

秋の清々しい青空の下、昭和の雰囲気を残し、どことなく懐かしさを感じる商店街を歩きました。
散歩の途中では、「ここに新しく食べ物屋さんができたのね。次回は寄ってみようかしら」などと、新たな発見もありました。
また、下校途中の小学生から「こんにちは！ここの坂は急だから気を付けてくださいね！」と声をかけられ、「気遣ってくれて、ありがとうね」と、笑顔で返される心温まるひとコマもあり、傍で見守っていたこちらも、思わず胸が熱くなりました。

坂道を登ったところのベンチとひと休み。
「今日は本当に素敵な１日になりました。これからもよろしくね！」
との嬉しいお言葉もいただきました。

当ホームでは、これからもLF活動を通じて、ご入居者がこれまでの人生で大切にしてこられた生活に対するこだわりや習慣を、ご入居後も変わらずに持ち続けていただけるようサポートしてまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回もお楽しみにおまちください！