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ソナーレ浦和の
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"Daily night activites at Sonare" ~オーボエの妙なる調べ~

こんにちは!
ライフマネージャーの鈴木です。
今回は、ナイトアクティビティの中から『オーボエコンサート』の様子をお届けいたします。

ここで、オーボエについて簡単にご紹介いたします。
オーボエは2枚のリードを使って音を出す、ダブルリードの楽器の一種です。
17世紀の中頃にフランスで生まれたといわれる(※)オーボエ(Hautbois)の名称は、「高い音」「大きな音の木」を表すフランス語。
英語やイタリア語のoboe、ドイツ語のOboe、Hoboeなど、ほかの言語もこのフランス語名に基づいているそうです。
(※)諸説あり

今回で3回目を数えるオーボエコンサート。
すっかりファンとなり、開催を楽しみにされているご入居者も多くいらっしゃいます。
「今回はどんな曲を演奏を聴かせてくれるのかしら?」
と、期待に胸を膨らませながらお集まりです。

いよいよコンサート開演!
この日は、カノンなどのクラシック曲や季節の童謡などをご披露くださいました。
「この曲知っているわ」「ふくよかな音色。心に染みるね…」
と、深く聴き入る皆様。
お耳馴染みのある曲は、演奏にあわせてご一緒に歌い、懐かしい思い出に浸る豊かな時間を過ごされました。

曲と曲の合間には、楽器にまつわるトークもお聞かせくださいます。
驚きだったのは、日本でおなじみの『チャルメラ』はオーボエの親戚だったということ。
ひと昔前、屋台のラーメン屋さんや豆腐売りが吹いていたチャルメラは、一見ラッパのようですが、吹き口はオーボエと同じダブルリード。
西アジアで生まれたズルナというダブルリードの楽器が、シルクロードを渡って中国でスオナ(瑣吶、鎖吶)に変わり、それが日本化したのがチャルメラとのこと。一方で、ズルナがフランスに伝わって変化したのがオーボエなのだとか…。

人生経験豊富なご入居者の皆様もご存じなかった様子で、「そうなの⁉」と、大変驚いていらっしゃいました。

こうして、癒しと感動と、そして新たな発見もあった今夜のコンサートは終了。
皆様は、リラックスモードで健やかな眠りにつかれたのでした。

次回もお楽しみに!