採用情報 ブログ

機能訓練指導員(作業療法士)のお仕事を紹介します!

2021年10月07日

NEW

みなさん、こんにちは。
ライフケアデザインの採用担当です。

今回のブログでは、機能訓練指導員(作業療法士)のお仕事をご紹介します。
ご入居者の生活の場である有料老人ホームで行うリハビリサービスには、「生活場面に入り込んで実践できる」「ケアスタッフや看護スタッフとも連携して継続的な生活リハビリに取り組める」といった特長があります。
さらにソナーレでは、"Life Focus"という「ご入居者おひとりお一人と深く関わり、その方らしさを大切にする」考えを根底に置いているため、その方のやりたいことやかなえたい気持ちに寄り添って実現のサポートをすることができます。
そのようなソナーレの機能訓練指導員のお仕事について、ソナーレ浦和の作業療法士・齋藤さんにインタビューしました。
実際のお仕事内容や、ご入居者に楽しくリハビリに取り組んでいただけるための工夫など、日々取り組んでいることを詳しく教えてもらいましょう。

【採用担当】
齋藤さん、本日はよろしくお願いします。

【齋藤さん】
よろしくお願いします。

【採用担当】
齋藤さんは総合病院や訪問リハビリで勤務されていたそうですが、
どのようなきっかけでソナーレに転職されたのですか?

【齋藤さん】
以前は、小児のリハビリや脳血管障害の方のお宅を訪問してリハビリをしていましたが、介入できる回数や一回あたりの時間が限られていたので、ご利用者さんの体力を上げるのに少し限界を感じていました。
もっと生活場面に入り込んで、生活の中でのリハビリをしてみたいと思い、転職を決めました。ソナーレは"Life Focus(LF)"という考えを大切にしていて、それを実際に形にして取り組んでいることが印象的だったのと、子供の頃から憧れていたソニーブランドで働くことに魅力を感じ、入社を決めました。

recruiter_urw_ot2_20211007.JPG

【採用担当】
実際に働いてみて、いかがですか?
思い描いていた働き方ができていますか?

【齋藤さん】
そうですね。
訪問リハビリの時に比べると、移動時間もないので、ご入居者おひとりお一人としっかり関わる時間を取れていると思います。
当時やりきれなかったことを、ソナーレでやれているという実感があります。
そしてやはり、ソニーブランドで働いているという嬉しさがあります。
ライフケアデザインは、研修体制や残業手当などがしっかりしていると思います。
また、他のホームに勤務している作業療法士とも、会議などで顔を合わせる機会があるので、最近の取り組みを聞けたり、訓練の内容で迷ったときに気軽に相談できたりするのもいいと思います。

recruiter_urw_ot3_20211005.JPG

【採用担当】
1日の業務は、どのような流れになっていますか?

【齋藤さん】
まず午前は、朝礼で情報共有を行い、前夜の介護記録にも目を通してご入居者の状況を把握します。
そして、個別訓練を数件と、ホームの日課となっている集団体操を行います。
集団体操は楽しみにしてくださっているご入居者が多く、約40名の方が毎日参加してくださっています。
午後は、2~3名ずつで行う屋外散歩や運動等の個別訓練と、おひとりずつ行う個別訓練を8件ほど行います。
個別訓練の時間には、ご入居者と一番じっくり関わることができます。
普段から関係性ができていることもあり、1対1になるとリラックスして本音で話してくださる方が多いです。
訓練後は、各種委員会やLFカンファレンス、フロア会議に参加したり、記録や翌日の準備をしたりします。

【採用担当】
集団体操は40名もの方が参加しているのですね。
人気の秘密は何でしょうか?

【齋藤さん】
ただ身体を動かすだけでなく、ご入居者の心をつかみ、楽しく続けていただけることを大切にしています。
毎日違う体操を実施したり、体操の前に「今日は何の日?」という回想を取り入れてお話の時間を作ったりしていることで、飽きずに楽しんでいただけていると思います。
回想では、例えば盆踊りやお祭りの話題を取り上げて、ご入居者の記憶に残る事柄やお得意だったことなどをお話いただきます。
普段お話をあまりされない方が楽しそうに想い出を話されるご様子を拝見していると、こちらも嬉しくなります。

recruiter_urw_ot4_20211005.jpg

【採用担当】
他にも、リハビリで工夫していることはありますか?

【齋藤さん】
ソナーレ浦和では、作業療法士だけでなく、ご入居者と日々接するケアスタッフも一緒になって、ホーム全体でリハビリに力を入れています。
例えば、小集団で行う体幹運動はケアスタッフが主導して行います。
専門的な知識がなくても効果的な運動を実施できるように、やり方やコツをメニュー表にまとめてケアスタッフに共有しているので、理解して取り組めていると思います。
また、日常動作のなかにも個別のリハビリメニューを組み込んでおり、例えば車椅子を利用されているご入居者には、お食事のときはダイニングまで歩いていただくようにしています。
これもケアスタッフの協力があるからこそ、できていることです。

【採用担当】
Life Focusの一環として、齋藤さんが関わったライフプランの事例を教えてください。

【齋藤さん】
一番印象に残っているのは、認知症により大好きなゴルフからしばらく遠ざかっていたご入居者が、ホームで日々のリハビリに取り組むことによってゴルフを再び楽しめるまでに回復されたことです。
このご入居者は当初、歩行時のふらつきが強く、歩行器をご利用されていました。
また、内服薬の影響により、意欲の低下や昼夜逆転のご様子が伺えたため、往診医や看護スタッフと連携してお薬の調整を行い、日中は歩行器で積極的に歩くなど活動的にお過ごしいただくようにして夜間の良眠につなげました。
また、下肢筋力を上げるための運動も継続し、だんだんと足腰も鍛えられてきました。
ちょうどその頃、ホームで映像を使ったバーチャルゴルフのレクにも参加されるようになり、他のゴルフ好きのご入居者も加わって楽しんでいただけたことをきっかけに、「もう一度ゴルフ場でラウンドしたい」という目標ができました。
その目標に向かって、日課の運動の他にもバーチャルゴルフでプレイ感覚を取り戻していただいたり、打ちっぱなしにもお連れしたりして練習を重ねました。そしてついに、久しぶりにゴルフ場でのラウンドが実現したのです!
お気に入りのゴルフウエアをお召しになり、嬉しそうに微笑む姿がとても印象的でした。
大好きなゴルフを諦めることなく、リハビリに取り組んだ日々の積み重ねが、この笑顔につながったと思います。
このような笑顔に触れたとき、本当に深く関われていると実感します。

recruiter_urw_ot5_20211005.jpgrecruiter_urw_ot1_20211005.JPG

【採用担当】
最後に、これからの意気込みをお聞かせください。

【齋藤さん】
ソナーレ浦和では、ケアチーフやケアスタッフも協力して、全員で生活リハビリに取り組んでいます。
これからも作業療法士として、たくさんの"Life Focus"の実現に取り組んでいきたいと思います。

recruiter_urw_ot7_20211005.JPG

【採用担当】
ありがとうございます。
本日は、貴重なお時間を頂きありがとうございました。

★現在募集している作業療法士の求人はこちら!★