皆さん、こんにちは。
毎週、全国の有名な食材を用いた料理をお出しする「ブランド食材の日」。
今回は「春の銚子 美味いもん料理」と題して、千葉県が誇る山海の幸をふんだんに使ったお料理をご用意いたしました。
献立はこちら!
- 先付:菜の花桜花寄せ
- 造り:銚子産鰯のなめろう 桜鯛 あしらい一式
- 蒸物:蟹の東寺蒸し 雲丹庵かけ
- 焼物:銚子産鰈薯預包み焼き
- 揚物:千葉県産山菜天婦羅盛合せ
- 食事:多古産とろろを使った麦とろ飯 味噌汁
- 水菓子:抹茶のパンナコッタ
太平洋にせり出した銚子半島の北端に位置する銚子港。ここは、北上する黒潮と南下する親潮、そして利根川の流入による交錯で漁場としての好条件が整っていることから、イワシやサバ、鯛、マグロなど豊富な魚種で全国一の水揚げ量を誇っています。
さて今回は、その銚子港から直送された旬の魚で我がホームの料理長が自慢の腕を振るいました。
お膳一杯に並んだお料理の数々に、「こんなにたくさん食べきれるかしら?」とC様。
献立を見ながら一品づつじっくりと味わっていらっしゃいました。
「やっぱり魚は鮮度が一番。身がしまっていて甘味があるわね!」とすっかりご満悦。
こちらのK様は、山菜の天婦羅がお気に召されたご様子で、口の中にふんわりと広がるほろ苦さに、
「そうそう、これよ!春の味、懐かしいわねぇ。昔、よく兄弟と山へ山菜取りに出かけたのよ。」と想い出話をお聞かせくださいました。
懐かしい味や香りに、ふと昔の記憶がよみがえる。皆さんもこのような経験をお持ちのことと思います。"旬の味覚"を味わう喜びは、移りゆく季節を感じるだけでなく、遠い記憶を呼び起こし、喜びや楽しさなどの感情を引き出すことで心の活性につながることも期待されます。人生が長ければ長いほど、感じる喜びも多く、深くなるのではないでしょうか。
私たちがご提供するブランド食材が、ご入居の皆様の人生をより豊かなものにできればと願っています。
さて、来週はどんなブランド食材を使ったお料理でしょうか?
次回もお楽しみに!