皆さん、こんにちは。
"Life Focus"を形にするための取り組みをご紹介するこのシリーズ。今回は「Life Focus(LF)の日」に、ご入居者の小さな願いを叶え、ご友人との『とっておきの時間』をお楽しみいただいた様子をご紹介いたします。
ご入居者のK様とT様は、お部屋が隣同士ということもあり、ホームでできた新たなご友人として親しくお付き合いをされています。レクリエーションに一緒に参加されたり、ラウンジで手芸や塗り絵等の趣味活動にいそしまれたりと、一日の多くの時間をお二人でお過ごしです。
ある日、お二人の会話の中に「たまには一緒に、外で美味しいものを食べたいね」とのお声が聞かれました。聞けば、お二人ともお寿司が大好物で、昔からお祝いごとなどのイベントがあるときは、よくお寿司を召し上がっていたのだそうです。
是非お二人の願いを叶え、交友をより深めていただきたい、そう考えた担当PA(パーソナルアシスタント)は、早速LFの日にお二人のためのランチ会を企画しました。
しかし、世の中は緊急事態宣言の真っただ中。感染のリスクを考慮し、外食を出前に切り替え、ホームの応接室を貸し切ってのランチ会を開催することとしました。
ランチ会には、お二人からのお誘いを受けて担当PAも参加させていただき、女子会モードの賑やかな場となりました。
そして、お待ちかねのお寿司が運ばれてくると、パッとお二人の顔が明るくなりました。やはり、桶盛寿司は"ハレの日"を演出する特別感がありますね。
「Kさんと一緒にお寿司を食べられてうれしいわ。美味しいものを食べたいって、いつも一緒に話していたのよ」とT様。
「美味しいものを食べに行きたいねってTさんと話していたら本当に叶っちゃった!こんな立派なお寿司を食べたら、もっと長生きしちゃうわ!」とK様。
プライベート的な空間で、おいしいお寿司と尽きない話題。
お二人にとっての"とっておきの時間"をお楽しみいただきました。
さて、念願のお寿司を堪能され、会もそろそろお開きとなったころ、T様から
「今日はありがとう。Kさんとお寿司をご一緒出来て、お腹も胸もいっぱいになっちゃった。とても満足だわ。」とのありがたいお言葉を頂戴いたしました。
小さくとも、喜びを分かち合える"ご友人"がそばにいることは、人生の幸福度を高めるものではないでしょうか。
これからも、私たちスタッフは"Life Focus"の実現をとおして、ご入居者の生活がより豊かなものとなるよう、サポートしてまいりたいと考えています。
「コロナが落ち着いたら、次回こそ外食に出かけましょうね!」
お二人が交わした固い約束に、PAの次なる企画が動き出していました。
次回もお楽しみに!