2024/02/09
あなたを想って春を待つ
皆様、こんにちは。ホーム長の三輪です。
私たちのホームでは、当社の事業コンセプトである“Life Focus”の実現に積極的に取り組み、ご入居者おひとりお一人の『その方らしさ』に寄り添って、想いや夢をあきらめることなく実現できるようサポートしています。
この“Life Focus”の取り組みは、特別な日を設けて、ご希望の場所へご案内したり、やりたかったことにチャレンジしていただいたりすることだけに限りません。
日々の生活に取り入れ、一過性のものではなく継続的に取り組むことで、明日につながる充実した日々をお過ごしいただいているケースもあます。
今回は、過去のブログ「愛しきひとに逢いに」でご紹介したご入居者について、触れさせてください。
空気が澄み渡った天気の良い日には、PA(パーソナルアシスタント:ご入居者個別担当)がご一緒して、ホームの屋上へ向かいます。
当ホームの屋上からは、美しい富士山を望むことができます。
ご入居者は、「ああ、あの麓に(ご主人が)居るんだねえ…。また、逢いに行きたいものだねえ」とつぶやかれます。
最愛のひとを想い、来る日も来る日もこの言葉をつぶやき、どれほどの季節が巡ったことでしょうか。
私たちにできるのは、ささやかなことかも知れません。
ですが、私たちはその方を少しでも深く理解しようとする努力を惜しまず、より身近な存在となれるよう日々努めています。
お墓参りにお供したPAは後日、「ご入居者のお気持ちに近づけた気がします」と、語っていました。
だからこそ、こうしてご入居者に寄り添って、ご一緒に富士山を見つめることができるのだと思います。
必ず、ご主人に逢いにまいりましょう。
私たちの気持ちはご入居者とともにあります。