皆さま、こんにちは。
新型コロナウイルスの感染状況に落ち着きが見え始めた先月、ソナーレ石神井では待望の外出レクリエーションを実施いたしました。
さて、目的地選定に当たっては、ご入居のリクエストをもとに、
・ 人との距離が十分に取れること
・ バリアフリー構造であること
・ おいしいお食事がゆったりと楽しめること
・ 非日常的な体験ができること
等、様々な条件をもとに検討した結果...今回は、『羽田空港』に決定いたしました!
日本の玄関口「羽田空港」。
高速交通網のハブ(中心地)であることはもちろんですが、旅の始まりと終わりの場所、ということで旅好きな方にとっては思い出深い場所でもあります。施設内には展望デッキやレストラン街にショッピングエリア、そして江戸文化を紹介するコーナーもあり、観光要素としての魅力も十分。つまりフライトに立ち寄るだけではもったいない場所。
と、いうことで、今回はじっくり空港内を観光しよう!ということになりました。
おかげさまで、たくさんの参加ご希望をいただいため、2日間にわたっての実施となりました。
空港到着後、まずはロビーでの記念真撮影です。
空港内はコロナの影響もあり、国際線ロビーを中心に比較的すいていました。
これなら安心して散策を楽しめそうです。
久々の外出で、晴れやかな笑顔をお見せくださったS様。
同じく嬉しさを隠し切れないホーム長とご一緒にピースサインをしてくださいました。
さて、まず目指すは展望デッキです。
広々として気分爽快。そしてたくさんの飛行機が間近に行きかう様子は圧巻です。
「飛行機がたくさん!しかもこんなに近くに!」
「やっぱり近くで見ると大きいわねぇ~」
「飛行機に乗ったことはあるけど、着陸するところは見たことがなかったわ。すごいわねぇ!」
等と、早くも皆様のテンションはマックス!お言葉が次々と飛び出します。
「ほらほら、飛んでった!」
「今度は、あっちの方から帰って来てるわよ!」
「こっちはスポットに入ってきた」
身を乗り出し、あちこち見るのに大忙しです。
さすがは日本一の離発着数を誇る羽田空港。未だ多少減便傾向とはいえ、ピーク時の忙しさは航空管制官でなくともあたふたしてしまいます。
一機の飛行機が、滑走路に侵入してきました。皆様固唾を飲んで見守ります。
一瞬の静寂ののち、エンジンを全開にした飛行機はゴォーというお腹に響くような轟音をたてて一気に加速。目の前を一瞬で通り過ぎ、やがてふわりと機体が持ち上がったと思ったら、そのままグングンと上昇していきました。
いってらっしゃい!
たくさんの想いを乗せて大空へ飛び立つ飛行機。誰もが旅情掻き立てられる一瞬ですね。
「いつまでも見ていたい...」
そんな想いに後ろ髪をひかれつつ、御一行は次なる場所へ。
好奇心が満たされた後は、空腹を満たしにレストラン街へ向かいます。
空港内の「江戸小路」には、お寿司やてんぷら、すき焼きなど、様々なお食事処が軒を連ね、どれにしようか目移りしてしまいます。
久々の外食に皆様もワクワク。一番人気は羽田名物「やわらか穴子重」です。
ご覧ください!このボリューム。本場江戸前の穴子はふんわりと柔らかく、舌の上でとろけます。
「おいしい!」と、ほおばる笑顔もとろけそうでした。
こちらの方はうな丼をご注文。りっぱな器での登場に
「量が多すぎて食べられるかしら?私の顔と同じくらいの大きさよ!」
と、驚きの笑顔。しっかり召し上がれ!
さて、次に訪れたのは羽田空港の新名所「はねだ日本橋」。
第3ターミナルの4階と5階を結ぶように造られた総檜造の橋です。壁面には国立歴史民俗博物館所蔵『江戸図屏風』のレプリカが展示されており、橋を渡りながら遠く江戸時代に思いを馳せました。
巨大絵馬の前で記念撮影。大きく書かれた「開運」の文字に、くる年も良い年でありますように、との願いを込めました。
さてさて、空港内散策の合間に小休止です。
やはりここは甘い物。と、いうことで江戸時代へのタイムスリップが尾を引き、和風スイーツのご選択となりました。あんみつや抹茶アイスに舌鼓。疲れも吹き飛びます。
こちらは、ご夫婦でご参加いただいたS様。普段からとても仲睦まじく、久しぶりの外出を満喫されているご様子です。
旅の最後はショッピング。お土産屋さんで、娘様やお孫様にと、たくさんのお土産を買われていました。
以上で短い旅は無事終了。皆様、大変おつかれさまでした!
帰路の車中でも興奮冷めやらぬ皆様のご様子に、感染症を懸念しつつも実行して良かったと、自負する私たちでした。
今後も、感染対策の万全を図りつつ、ホーム生活の中にひとつでも多くの喜びや楽しみが増やせるよう努力を重ねてまいります。
どうぞご期待ください!