皆様、こんにちは。ケアチームリーダーの田中です。
さて、コロナ禍の影響が長引く日々ではありますが、ソナーレ祖師ヶ谷大蔵では、外出自粛中のご入居者へのアプローチとして、
屋内でのネイルアートや屋上テラスを活用しての外気浴等、ホームの中でも楽しんでいただける活動に、積極的に取り組んで
います。
今回は、昨年度から開始した新たなアクティビティ、「卓球クラブ」の様子をご紹介したいと思います。
卓球クラブが始まったきっかけは、あるご家族のひと言でした。
「母は、若い頃に卓球を熱心に取り組んでいたので、昔を思い出しながら、ホームでご入居の皆様と一緒に出来れば...。」
と、卓球のラケットやピンポン玉を持ってきて下さいました。そこで、そのご入居者と数名の方をお誘いし「卓球クラブ」を
発足させました。
「私にできるかしら?」と不安そうな表情をされている方、「最後に卓球をしたのはいつだったかな?」と笑いながらおっしゃる
ご入居者もいらっしゃいました。
皆さん数十年ぶり(?)のブランクからか、最初の数回は、サーブやラリーで空振りされることもありましたが、目や手がピンポン玉の動きとスピードに慣れるにしたがい、それまでの不安が嘘のように球を必死で追いかけるご様子がうかがえるようになりました。
そして、さらに続けていくうちにラリーも始まり、打ちごろの球が来ればスマッシュするお姿も!
会場は、しばし熱気と歓声に包まれていました。
今後は、本格的にネットを使用し、安全に配慮しながら立って試合をすることも目標に、盛り上がっていきたいと思います。
そしてこれからも、活気あふれる様々な取り組みをご入居者とご一緒に見つけていきたいと思っています。
どうぞご期待ください!