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ソナーレ浦和の
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"Life Focus"(LF) を形にする取り組み ~こだわりの詰まったガーデニングライフ part 4~

みなさま、こんにちは。
ライフマネージャーの宮本です。

今回は、前回のブログ("Life Focus"(LF) を形にする取り組み ~こだわりの詰まったガーデニングライフ part 3~)に引き続き『ガーデニング倶楽部』の活動をご紹介いたします。

「ホームのガーデニング活動で収穫した野菜を使って、みんなでおいしいご飯を作ろう!」と、今度はご入居者のI様が、最寄り駅前のスーパーまで買い物に行かれることに。
しかもこの日は、歩行訓練も兼ねて徒歩でお出かけです。
ホームから、最寄り駅のJR浦和までは約550m。平坦ですが、普段のお散歩は車いすをご利用のI様にとっては大きなチャレンジです。

「今日は歩きで挑戦してみますか?」
「いいわね!歩けると思うわ」
と、少し緊張の面持ちながらも、駅前のスーパーを目指して意気揚々と出かけられました。

道すがら幾度かスタッフが、
「疲れていませんか?大丈夫ですか?」
と、問いかけますが、
「全然平気よ!まだまだいけるわよ」
と余裕の笑顔。
スタッフは、小さな段差やすれ違う人など、周囲の状況に注意を払いながら、安全な方向へとご誘導しました。

お店の入口前にある短いスロープを登り切り、ついに目的地に到着!
ここまで、安定した足取りで歩けました。

I様にご感想を伺うと、
「そうね、歩くのって楽しいわね!全然疲れてないのよ」
と、清々しい表情をお見せくださいました。

さて、いよいよお買い物です。
「どの売り場を見に行こうかしらね」
と、目を輝かせます。

「どこのスーパーもだいだいコーナーの並び順は同じだから…」
「これは…こっちがいいわね」
と、効率よく店内を回りながら、素早く良い商品を見極めてどんどんカゴに入れていかれます。

帰路も難なく歩行を続けられ、無事ご帰館。
I様は
「久しぶりに買い物したわ。でも買い物って気晴らしにもなって楽しいものよね」
と、ご満悦の様子でした。

首都圏在住の70~80代のシニア女性を対象に行ったある調査によると、食料品や日用品などの買い物に行く頻度は、週に4~5日以上と答える人が全体の約半数を占めているそうです。
また、買い物に対しては、『自分の目で見て選びたい』『元気なうちはできるだけ自分で買い物に行きたい』と考えている人が95%以上と大多数。また、『運動のため』と答えた人も7割以上。
つまり、買い物を生活の楽しみや健康づくりのひとつとしていることがうかがえます。
通い慣れたスーパーでも、店頭に並ぶ生鮮食品に季節を感じたり、新製品に今のトレンドを知ったり。ご近所さんやお店の人との交流で情報交換をしたり刺激を受けたりと、『買い物』を日課とすることで、本来の目的以上に多くのメリットを得ているようです。

何気ない日常の中にある楽しみを、ホームにご入居されてからも続けられる、あるいは、ご入居されたからこそ、スタッフのサポートを受けながら、安全に、安心して続けられる。
ソナーレ浦和の"Life Focus"の取り組みは、これまでのライフスタイルを継続することで、ご自分らしい生活が送れることを目標のひとつとしています。

次回も、このシリーズは続きます!
どうぞお楽しみに。