みなさま、こんにちは。

いつもソナーレ杉並上井草のブログをご覧いただきありがとうございます。
ライフマネージャーの飛田です。

当ホームの "Life Focus"を形にする取り組みをご紹介するこのシリーズ。
今回は、外食を通じてご家族とのかけがえのないひと時をサポートし、お互いの絆を深めていただいたケースをご紹介いたします。

当ホームご入居者のＩ様は、このところお食事があまり進まない日々がつづいていました。
特にお身体の具合が悪いわけではないのですが、お気持ちが塞ぎがちなご様子。
ご家族も心配され、毎日のように面会に来られては差し入れをお持ちくださっていました。

こうしたなかで、Ｉ様のPA（パーソナルアシスタント：ご入居者個別担当スタッフ）は、お悩みを解消し、何とかお気持ちをポジティブに向けられないだろうかと思い立ち、ご本人の内なる気持ちを知るためにお部屋をお尋ねしました。
色々なお話を伺ううちに、ご本人が
「（スタッフの）皆さんのおかげで、先日は一時帰宅が叶ってとっても嬉しかったわ。それでね、今度は家族揃って外食に行きたいのよ」
「ここのお食事も美味しいんだけど、自宅にいたころのように外に出て、自由に食事を楽しみたいわ…」
と、ポツリ。

このＩ様の『想い』を叶えようと、PAがご家族に相談したところ、快く受け入れてくださいました。
そこで、ご家族との外食ツアーを実行することとなりました。

迎えた当日。
介護タクシーを手配し、皆様そろってのご出発です。
PAもサポートに付きました。

ご本人も、ご家族も、PAも、皆晴れやかな笑顔！
いってまいります！

まずは、大好きなビールで乾杯！
「う～ん！美味しい」
願い叶って、ご家族との楽しい時間のスタートです。
美味しいお食事に会話が弾み、ご本人の食欲も刺激されたご様子でとてもよく召し上がっていました。

ご家族揃っての記念撮影。
笑顔と幸せが溢れる特別な時間を共有し、皆様の心に深い満足感をもたらすことができました。
「今日は楽しかったわ。気持ちも明るくなったし。また、時々はお付き合いくださいね！」
と、輝く笑顔をお見せくださったＩ様。
PAにとっても、忘れられない喜びを感じた一日となりました。

私たちはこれからも、ご入居者の『想い』に寄り添いながら、"Life Focus"の取り組みを通じて、日々の暮らしに心の豊かさと幸せを感じていただけるようサポートしてまいります。

次回もお楽しみに！