2024/09/06
"Life Focus" を形にする取り組み ~ 日課の継続 ~
皆様、こんにちは。
ライフマネージャーの髙橋です。
いつもソナーレ杉並上井草のブログをご覧いただきありがとうございます。
当ホームの"Life Focus" を形にする取り組みをご紹介するこのシリーズ。
今回は、あるご入居者の在宅生活時からの日課を、ご入居後も続けられるようサポートしたケースについてご紹介いたします。
「ホームに入居すると、自宅で長らく続けてきた日課ができなくなるのではないか」
老人ホームをお考えの方が、ご入居に対して抵抗感を持たれることのひとつに、こうした生活習慣の変更を余儀なくされることへの懸念があります。
しかし、“その方”らしい生活の実現を目指す私たちソナーレでは、ご入居後もその方の日課を続けることの大切さに着目し、継続を支援しています。
ご紹介するのは、T様。
ご入居後も、日用品や嗜好品を買い求めに外出することを日課とされてきましたが、このところは足の不調を訴えられることが多くなりました。
ある日「今日はなんだかひとりで行くのが心配だから、一緒に買い物にきてほしい」と漏らされたT様。
「もちろんです」と、こちらからも進んでお供させていただきました。
駅前の馴染みのパン屋さんで、大好きなアップルパイを購入されました。
お会計を済ませた帰り際、「毎日、暑いから気を付けて過ごしてくださいね」と、お店の方から声を掛けられ、
「ありがとう。またね」と笑顔で返されるT様。
こうした何気ないやり取りも、継続するからこそ生まれる楽しみのひとつです。
本日も無事、ホームに戻られたT様は「お供してくれてありがとう。とても助かったわ」と、感謝のお言葉をおかけくださいました。
その清々しい笑顔は、日課を続けることの大切さを物語っているようでした。
これからも日課活動を少しずつ増やし、T様が望まれる日常生活に沿った過ごし方ができるよう、サポートしてまいります。