ソナーレ杉並上井草の
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移動販売「鯛焼き」

みなさま、こんにちは。

ソナーレ杉並上井草、ライフマネージャーの飛田です。
今回は移動販売『鯛焼き よしかわ』さんにお越しいただいた時の様子をご紹介いたします。

当ホームで、かねてから地域交流の活性に向けて様々な手法を模索していたところ、ある時、ホームスタッフのひとりから「地域で鯛焼きを移動販売しているお店がある」との情報を得ることができました。
調べてみると“青いワゴン車”で移動販売していて、土曜日はJR吉祥寺近辺で、それ以外は西武新宿線の東伏見駅前で営業しているとのこと。
昔ながらの鋳物の焼き型を使用した『一丁焼き』で焼き上げる鯛焼きはパリッとした食感で、とろりとした中のあんことのハーモニーが絶妙と、地域で大変評判のお店だそうです。

これはぜひ、ご入居者の皆様にも味わっていただきたい!
地域の人との交流の機会ともなるし、何とかホームにも来てもらえないだろうか…。
そう考えた私は、スタッフを仲介して交渉し、このたび我がホームでお迎えできることとなりました。

そして迎えた当日。
店主の吉川さんは、うわさどおり1976年式の初代ハイエースでご登場。
そう、こちらがご自慢の店舗兼仕事の相棒なんだそうです。
ちょっとお話を伺ってみましょう。

Q;よしかわの鯛焼きの特長を教えてください。
A;昔ながらの『一丁焼き』という焼き上げ製法で、一尾ずつ丁寧に焼き上げています。
一丁焼きは、焼き具合を観察しながら、直火で丹念に焼き上げていきます。
薄い生地を重ねて焼き上げることでパリッとした食感と、とろ~りと仕上げたこだわりのつぶあんのバランスをお楽しみいただければと思います。

Q;あんこにこだわりをお持ちとのことですが。
A;『コヨミ大納言』という小豆を使用しています。
ほどよい塩加減と水分多目で毎日トロトロに炊き上げる自慢の味です。

これは、楽しみです!
販売車の到着に、ご入居者の皆様も集まっていらっしゃいました。
さぁ、鯛焼きやさんの開店です!

「へぇ~。一匹ずつ焼くのね。懐かしいわ」
「あんこがツヤツヤで美味しそう!手づくりなの?」
「お店ごと来てくれるなんて、うれしいわ」
皆様は、吉川さんの手際よく焼いていく様子を興味津々に眺めながら、楽しそうにおしゃべりを弾ませていらっしゃいます。
待っている間のワクワク感も、美味しさを引き立てますね。

そうこうしているうちに焼き上がりました!
焼きたてを早速購入されたH様。
「熱々で、香ばしい香りがとって美味しそう!早く食べたいわ」と、満面の笑顔をお見せくださいました。

K様も一口召し上がり、あんことともにとろけそうなこの笑顔!

「トロトロのあんこがたまらない!水分が多めに炊かれていて、お汁粉みたいよ。さらっとした甘さで小豆の味もしっかり!」
と、大満足のコメントを頂戴いたしました。

街でよく見る鉄板にいくつも型が並んでいるものは一気に大量に作れることから『養殖物』、吉川さんが作る鯛焼きは、型が1尾1尾わかれていることから『天然物』と呼ばれるそうです。
本物の鯛同様、やはり天然物は格別のおいしさだったご様子です。

吉川さん、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。