ソナーレ杉並上井草の
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つくる喜び、使う楽しみ ~陶芸教室~

みなさま、こんにちは。

ソナーレ杉並上井草、ライフマネージャーの飛田です。
今回は、『陶芸教室』の様子をご紹介いたします。

当ホームの陶芸教室は、外部より専門講師をお迎えして実施しています。丁寧な指導のもと、はじめてでも気軽にモノづくりの楽しさが味わえることから、人気アクティビティのひとつとなっています。

陶芸は、作業療法のひとつとしても用いられており、認知症やうつ病の予防、症状の改善のほか、ストレス解消やリラックス効果、集中力の向上につながる可能性が示唆されています。粘土をこねる工程で細かく指を動かすことが手指のリハビリに、デザインをイメージする場面では、脳の活動を活発にさせる効果が期待できるというのです。

皆様が成型した作品は、毎回講師がご自身の教室にある窯で焼成してくださいます。
本日は、前回制作した『花瓶』をお持ちくださいました。
皆様は、
「届くのを楽しみに待っていたんだよ。どんな風に仕上がったか気になってね」
「いやぁ、我ながらよくできているよ」
「ステキ!早速、お部屋に飾りましょう」
などと、嬉しそうに感想を述べあっていらっしゃいました。

さて、本日は何を作るのでしょうか?
講師から、今回は『湯呑み』を作ることが告げられると、
「私は大きめのを作りたいな」
「完成してお茶を飲むのが楽しみね!」
と、早くも創作意欲がかき立てられたご様子です。

まずは粘土をこねてまとめるところからスタートです。
H様は、掌で器用に粘土を丸めると
「先生、こんなんでいいかしら?」
と、ひとつ一つ確認しながら、慎重に作業を進めていらっしゃいます。

一方、こちらのS様は…、

両手に“想い”を込めつつ、真剣な面持ちで取り組んでいらっしゃいますね。
「他の人と同じ物を作っても仕方ないでしょ?」
はい、おっしゃるとおりです。試行錯誤しながら作れること、作者によって異なる器の味を楽しめることこそ陶芸の魅力と心得ます。
存分にお楽しみください!

今回も、個性豊かな作品の数々に出会えることを楽しみにしております。
皆様の湯呑茶碗が届いたら、その器でお茶会を開くのも良いかも知れませんね…。

次回もお楽しみに!