2023/07/07
七夕に願いをこめて
みなさま、こんにちは。
ソナーレ杉並上井草のブログを閲覧いただきありがとうございます。
ライフマネージャーの飛田です。
今回は七夕の飾り付けの様子をご紹介いたします。
七夕の伝説、天の神の怒りをかい、一年に一度七夕の夜にだけ会うことを許された織姫と彦星の話は、あまりにも有名ですね。
笹は天に向かって力強く成長することから、神聖な物として扱われ、古くから神事にも使われていました。
七夕の行事では笹を飾ったり、笹の葉にお供え物を乗せ、願い事をして川に流したり、穢れを祓ったりする風習もありました。
江戸時代になり、七夕の行事が浸透するとともに、願い事を書いた短冊を笹に飾るように変化していったといわれています。
当ホームでもこの『いわれ』にならい、立派な笹をご用意いたしました。
そして、七夕前日、飾り付けが始まりました。
さっそくN様とK様が、笑顔で飾り付けのお手伝いを買って出てくださいました。
「ねぇ、短冊を飾るのはこの場所でいいかしら?あなた、少し後ろに下がって位置を見てもらえる?」
「高いところは届かないから、代わりにやってもらえるかしら?」
と、とても意欲的に取り組んでくださっています。
スタッフの方も、
「ハイ!承知しました♡」
と、何だか嬉しそう…。子供の頃を思い出しているのでしょうか。
一年に一度の季節行事。歳を重ね、何度携わっても、ワクワクするものですよね。
「もう少し上かな…?そこ!そこがいいわね」
と、明るくお元気な声がフロントまで届いてきたため、私もじっとしていられず、ご様子をうかがいに行きました!
ふと、一枚の短冊に目が留まりました。
ご入居者、スタッフ、皆の願いを代弁されていらっしゃるかのようで、思わず心が和みました。
「皆様が、毎日を明るく楽しみながら、健やかにお過ごしいただけますように…」
私の願いも込めながら、ご一緒に飾り付けを行いました。
次回もお楽しみに!