2023/07/24
観泉寺を訪ねて
みなさま、こんにちは。
いつもソナーレ杉並上井草のブログを閲覧いただきありがとうございます。
ライフマネージャーの飛田です。
関東地方の梅雨明けが発表され、いよいよ夏本番を迎える頃となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
今回のブログでは、杉並区は今川にある曹洞宗の寺院『観泉寺』へと、皆様をご案内した時の様子を紹介いたします。
この日は朝から気持ちの良い青空が広がり、絶好のお散歩日和となりました。
そこで、急遽外出アクティビティの実施を決定。
行先として思いついたのは、おなじみの『観泉寺』です。
ホームからほど近いこともあり、初詣や散策などでよくお邪魔させていただいています。
手入れの行き届いた立派な日本庭園と、普段は人気もまばらで落ち着いた雰囲気が楽しめることから、ご入居者の皆様のお気に入りスポットのひとつとなっています。
急なお誘いでしたが、4名の方々がご参加くださいました。
「ここへは、以前からよく来ていたのよ」
「懐かしいなぁ…。昔を思い出すよ。周辺はすっかり様変わりしたけどね」
「今川家所縁の地よね。近くのお茶屋さんが有名なのよ(笑)」
現地へ向かう車中から、皆様は賑やかに会話を弾ませていらっしゃいました。
I様はホームご入居以来、初めてご案内いたしましたが、以前にも訪れたことがあるご様子で、
「ここ知っているよ!」
と、車いすをご自分で操作されながら園内の絶景スポットを巡り、景観を堪能されていました。
M様は青葉茂る大イチョウをバックに記念の1枚!
ご一行は、趣のある池泉鑑賞式の庭園を鑑賞されたり、池を泳ぐ鯉をご覧になったりして、ゆったりとした時間を楽しまれました。
ある方の、
「私が知っている頃から、ずいぶんと変わったものだわ…」
と、つぶやきながら浮かべた感慨深げな表情が、とても印象的でした。
「あれは除夜の鐘よね!大晦日に鐘を突くの。今でも目を閉じると鐘の音が聞こえてくるようだわ」
と教えてくださいました。
ホームへ戻られた際に、満面の笑みを浮かべながら、
「いい気分転換になりました。また誘ってくださいね」
とのお言葉をいただきました。
「もちろんです!ぜひ近いうちにまた、お誘いしますね!」
と、ご入居者に負けない笑顔でお応えした私でした。