皆様こんにちは、作業療法士のNです。
今回は、私が担当している『小集団リハビリ』の様子をご紹介いたします。

小集団リハビリは、目的別にひとグループ5名程度のご入居者にお集まりいただいて実施しています。
目的は、「立ち上がり動作の安定」や「立位の安定に向けた筋力向上」などがあります。
集団で行うリハビリと違い、小集団リハビリは作業療法士と密に接しながら行なうため、日々の様子や心身の変化などを詳細に伺うことができたり、個別の相談がしやすかったりと、様々なメリットが得られます。
また、作業療法士が横についてサポートするため、立った状態での体操や歩行訓練なども安全に行うこともできます。

歩行能力の向上を図る目的は、一時帰宅やお墓参り、ペットとの散歩など、お一人おひとりで異なりますので、それぞれの目標が達成できるよう、実践に取り組んでいます。

歩行訓練後、ご参加者の皆さまは達成感あふれる笑顔をお見せくださっており、生活のモチベーションにもつながっている様子がうかがえます。
また、毎週同じ時間に、同じメンバーで行うため、リハビリはご参加者同士の交流の場ともなっており、お互いを励まし合う姿や、課題をクリアした方を全員で拍手をして称えるなど、和気あいあいとした雰囲気の中で、楽しみながら取り組んでいらっしゃいます。
「あの方も頑張っているから、私も頑張ろう！」と、刺激し合えるところに小集団リハビリならではの良さがあります。

今後も、定期的に当ホームのリハビリの様子をお伝えしてまいります。

どうぞ、お楽しみに！