こんにちは。ソナーレ浦和の副ホーム長兼ライフマネージャーの豊島です。
3月から加わった常勤スタッフが入社から一ヶ月経ち、また、4月入社メンバーも加わったことから、それぞれ少しずつ変化がみられます。意気投合したメンバーも出てきており、各々で連絡先を交換するなど和気あいあいとした雰囲気になってきました。
一方で、新しい環境に慣れていく上での疲れから集中力も低下しやすい状況にあり、この新生チームが試される最初のターニングポイントが接近していると感じています。
研修も中盤を過ぎて、次第に理念や概念の話から、それを実際のサービスに落とし込む話になっていきます。研修をしていて思うことは、やはり伝えることの難しさです。
資料を作成して、それをもとに研修を進めるのですが、伝える内容がまとまっているからといって、相手に伝わるとは限りません。一日の研修が終わった後、毎晩、受講したスタッフから提出される研修報告書を読むのですが、受け止め方の違い、理解や共感に個人差があることがわかります。
また、人間関係も研修も理解が進むほど、新たに見えない部分が発見されます。「わからない」という感情は不安感や不信感を生み、そのことで衝突したり、対立したりすることがありますが、「知りたい」という感情は期待感や好奇心を生みます。
私を含め、このチームの一人ひとりが互いに「知りたい」と思う人間関係を構築していけるかが今後の鍵になると考えています。そして、研修から得たものをヒントにもっと「知りたい」と思い、さらに深く学び、闊達な議論をしていけるかどうか。
以前、当社社長の出井から『相手に伝わるまでが研修』という言葉を頂きました。
まさに今、それを痛感しています。この機会を糧に、私自身も成長していきたいと思います。