2025/03/17
"Life Focus"を形にする取り組み ~音楽と共に生きる~趣味活動の継続(後編)
当ホームの"Life Focus" を形にする取り組みをご紹介するこのシリーズ。
今回は、長年親しんでこられた楽器演奏を、ホームでの日課に採り入れ、生活の楽しみとして継続できるようサポートしたケースの後編をお届けいたします。
前編でご紹介したご入居者のうちのおひとり、H様は、身体の痛みを含めた生活上でのお悩みから、これまでに何度か趣味のヴァイオリン演奏を辞めようと思われたことがありました。
上の写真はH様の後ろ姿。
長年のヴァイオリン演奏により、お身体にゆがみが出てきて、それが痛みの一因になっているようです。
これに対し、集団でのリハビリでは「姿勢の改善」を目標とし、基礎的な身体の状態保持の訓練を実施しています。さらに、個別のご相談や状態に変化があった時には、より個別性の高い内容を加味しています。
また、「痛みへの対処方法」として、日常的にご自身で行える体操をお教えし、時間を見つけて実践していただいています。

現段階で、リハビリはまずまずの成果を上げてきています。
痛みに関しては変動があるようですが、最近は楽器演奏に対して消極的なお言葉は聞かれなくなってきています。
日々の練習は変わらずに励まれていますし、先日は、音楽家のご家族で集まり、音楽会を楽しまれていらっしゃいました。
下のお写真がその時のご様子です。

「趣味」というと娯楽にとられがちですが、実は人生を豊かにする『大切な要素』であると捉えています。
趣味は、私たちの日常生活において心の安らぎや喜びをもたらし、ストレスを軽減する役割も果たします。
H様のように音楽を演奏することは、自己表現の手段となり、感情を解放する機会が得られます。また、共通の趣味を持つ人々との交流を深めることで、より充実した社会生活が送れるようになります。
これからも、今回ご紹介したお二人が末永く趣味活動を楽しんでいただけるように、またほかのご入居者についても、お一人おひとりの背景やお身体の状況にあった関り方で、その方らしく生き生きとした毎日を送っていただけるようサポートしていきたいと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。