皆さん、こんにちは。
ソナーレ浜田山では、毎日様々なレクリエーションを実施しておりますが、今回新しく「園芸レク」がスタートしました。今回はその第1回の様子をお伝えいたします。
さて、予定では屋上ガーデンテラスにて、高く澄んだ青空の下、心地よい秋風を感じつつガーデニングをお楽しみいただくこととしておりましたが...。残念ながら当日はあいにくの雨。そこで急遽プランターを移動し、屋内での実施に切り替えました。
最初に土の入れ替えを行ったら、いよいよ花の苗を植えていきます。
「苗の間隔は、これくらいでいいかしら?」
「この色とこの色のお花を隣り合わせで植えたら、もっときれいに見えるわね」
などと、ご参加者同士であれこれ相談されながら、賑やかに取り組んでいらっしゃいます。
中でも、お花に関連するレクリエーションには毎回欠かさず参加されるS様は、寄せ植えもお手のもの、と、慣れた手つきでプランターを華やかに彩っていかれます。
「昔からお花が好きでね、自分の家でも季節ごとにたくさんのお花を育てていたのよ。」
と、嬉しそうにお話しなさるご様子に、S様の草花を愛するお気持ちがひしひしと伝わってきました。
「園芸療法」という言葉は、皆さんもご存じのことと思いますが、日本園芸療法学会では、「医療や福祉分野をはじめ、多様な領域で支援を必要とする人たち(療法的かかわりを要する人々)の幸福を、園芸を通して支援する活動」と定義づけています。園芸活動には、植物を育てることで"自分の手で育てている"という自尊心や充実感のほか、植物が育つことに対する期待感や達成感など、心にたくさんのプラスの感情をもたらしてくれる作用があるそうです。
当ホームでは、園芸を通じて季節の移ろいを感じていただくだけでなく、皆様に心と身体の健康を維持し、豊かで満ち足りた日々をお過ごしいただけるよう、これからも積極的な活動を支援してまいりたいと考えています。
次回もお楽しみに!